キシリトールについて
2024年8月4日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正です。
今回はキシリトールについてお話します。
みなさんキシリトールが
「歯に良い」というのはわかっている方が多いと思いますが
キシリトールがどのような効果があるかご紹介します。
キシリトールとは?
キシリトールとは天然素材の甘味料で、シラカバやカシといった樹木や植物が原材料になります。
キシリトールは食べ物にも含まれています。
例えばイチゴ、ほうれん草、カリフラワー、ラズベリーなどです。
お菓子や様々な加工食品に使われていますが成分は植物由来のものと同じもので、
キシリトールの安全性はWHOでも認められており、日本でも食品添加物として認可されています。
キシリトールはむし歯にならない甘味料?
砂糖が入った食品を口にすると、口の中でミュータンス菌などの虫歯原因菌が糖を分解し、発酵して
「酸」を作り出します。
その酸により、歯の表面のエナメル質や歯の内側にある象牙質が溶かされてむし歯ができてしまいます。
キシリトールはミュータンス菌によって発酵しないので、歯を溶かす酸がでません。
それに加えてキシリトールはむし歯の原因菌であるミュータンス菌の活動を抑える性質もあり、ガムを噛んだ後に歯磨きをすると、
プラーク(歯垢)がサラサラになるので簡単に落とすことができます。
キシリトールガムは唾液の分泌を促してくれたり、唾液に含まれるカルシウムが増えるので
カルシウムが歯の表面のエナメル質と結合して再石灰化を促します。
キシリトール砂糖と同じくらいの甘みがあるのになんとカロリーは砂糖の4分の3ほどしかないので砂糖より血糖値を上げないため、
糖尿病患者さんの食事の甘味料として使われていることもあります。
虫歯予防の効果はありますが虫歯を治す効果はありません。
キシリトールを摂取しているからといって虫歯にならないわけではないので毎日の歯ブラシは大切です。
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