マウスピース矯正のつけ忘れによる影響とは?対処法についても解説
2025年12月15日
▼目次
1. マウスピース矯正でつけ忘れるとどうなる?歯の動きへの影響とは
2. マウスピース矯正でつけ忘れたときの対処法
3. マウスピース矯正でつけ忘れを防ぐための工夫と習慣づくり
4. 恵比寿の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科のマウスピース矯正
マウスピース矯正は透明で取り外しができるため、見た目が自然で生活への負担も少ない矯正方法として多くの方に選ばれています。しかし、装着時間を守らずにつけ忘れると、治療の進行に影響することがあります。特に長時間のつけ忘れは、歯の動きを妨げるだけでなく、治療計画全体を見直す必要が生じる場合もあります。
今回は、マウスピース矯正のつけ忘れによる影響と、気づいたときの対処法、さらに防ぐための工夫について、恵比寿の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科が解説します。
1. マウスピース矯正でつけ忘れるとどうなる?歯の動きへの影響とは
マウスピース矯正は、1日20時間以上の装着を前提に設計されています。そのため、装着時間が不足すると歯が計画通りに動かず、矯正の進行が遅れることがあります。ここでは、つけ忘れがもたらす主な影響について解説します。
①歯の移動が計画より遅れる
マウスピースは少しずつ歯を動かすように設計されています。装着時間が短くなると、歯にかかる力が弱まり、歯の移動が予定より遅れることがあります。結果として、治療期間が長くなることもあります。
➁マウスピースが合わなくなる
つけ忘れが続くと、歯が想定通りの位置に動かず、次のマウスピースがはまりにくくなることがあります。無理に装着すると痛みが出たり、マウスピースが破損したりするおそれもあります。
➂歯の後戻りが起こる
マウスピースを長時間外した状態が続くと、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起きやすくなります。特に治療初期や交換直後のタイミングでは注意が必要です。
④治療期間の見直しが必要になる
つけ忘れが頻繁になると、歯科医師が治療計画を調整しなければならない場合があります。進行が大きく遅れた場合は、再スキャンやマウスピースの再作製が必要になることもあります。
マウスピース矯正では、装着時間の管理が治療のポイントといえるでしょう。自分では小さなつけ忘れでも、積み重なると治療全体に影響することがあるため、意識して管理することが大切です。
2. マウスピース矯正でつけ忘れたときの対処法
つけ忘れに気づいたときは、焦らずに対応を取ることが大切です。無理に次のステップへ進めず、現状を確認して対応することで、治療の遅れを抑えられる可能性があります。
①気づいたらすぐに装着する
短時間のつけ忘れであれば、気づいた時点で速やかに装着しましょう。可能であれば、その日の装着時間を延ばして帳尻を合わせるとよいでしょう。
②前のマウスピースに戻す判断
数日間つけ忘れた場合、次のマウスピースがきつく感じることがあります。その際は、無理に装着せず、歯科医師の指示のもとで1つ前のマウスピースを数日長めに使用し、次に進む準備ができたことを確認して交換に進むことがあります。
➂痛みがある場合は無理に装着しない
つけ忘れ後に強い圧迫感や痛みを感じる場合は、無理に装着せず歯医者に連絡しましょう。無理な装着は、歯や歯ぐきに負担がかかることがあります。
④つけ忘れが数日続いた場合は歯医者に報告する
つけ忘れの期間が長いまま自己判断で治療を進めると、歯が計画通りに動かず、歯並びや噛み合わせがずれてしまうことがあります。必ず歯科医師に相談し、再調整が必要かどうか確認しましょう。
つけ忘れた際の対応は、期間の長さや症状の変化によって異なることがあります。迷ったときは自己判断を避け、歯科医師の指示に従うことが大切です。
3. マウスピース矯正でつけ忘れを防ぐための工夫と習慣づくり
マウスピース矯正は、自分で装着を管理する必要があるため、つけ忘れを防ぐ工夫が欠かせません。生活の中で習慣化する仕組みを整えることで、装着時間を確保しやすくなります。
①決まった時間に食事と歯磨きを行う
マウスピースは食事や歯磨きの際に外すため、時間を一定に保つと管理がしやすくなります。食後すぐに歯を磨き、再装着する流れを習慣にしておくと、無理なく続けやすくなります。
➁アラームやスマホアプリを活用する
忙しい日常の中では、時間の経過とともにつけ忘れを起こすことがあります。スマートフォンのアラームや矯正専用の管理アプリを利用し、装着・取り外しの時間を記録する方法も効果的です。
➂外出先での対応を想定しておく
外食や旅行時にも装着時間を守るために、携帯用の歯ブラシセットやケースを持ち歩くと便利です。外出時の行動パターンに合わせて事前に準備しておくと、つけ忘れを防ぎやすくなるでしょう。
④睡眠時間を装着時間に含める意識を持つ
就寝中も装着できるのがマウスピース矯正のメリットの一つです。日中の装着が難しい場合は、睡眠中の時間をしっかり確保し、装着時間を合計20時間以上に維持するよう心がけましょう。
毎日の小さな意識づけが、つけ忘れを防ぐポイントです。装着管理を習慣化することで、治療を計画通りに進めやすくなります。
4. 恵比寿の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科のマウスピース矯正
「目立つ矯正はイヤ…」「矯正って痛そう」「通院のたびにワイヤーを調整するのは不安」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
恵比寿にある歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科では、患者さんのライフスタイルに合わせた矯正歯科治療を行っています。
当院では、透明なマウスピースを使った「インビザライン矯正」を取り扱っています。
≪インビザライン(マウスピース型矯正装置)≫
≪インビザライン(マウスピース型矯正装置)≫
「インビザライン」は、透明なマウスピースを使って歯並びを整えていく矯正方法です。
目立ちにくく、周囲に気づかれにくいのが特徴で、装置は取り外しも可能なため、食事や歯磨きも普段通り行えます。
納得して治療に進めるよう、治療前にはシミュレーションを行い、どのように歯が動いていくかを事前に確認できます。
また、ご希望の方にインビザライン矯正治療をスムーズに進めるための無料アプリ「My invisalign」をご提供しています。
「My invisalign」はアライナーの交換タイミングをお知らせ機能やアライナーの装着時間を記録、治療経過の記録や写真保存できるinvisalignの公式アプリです。
お家にいる間もできる限り治療をサポートできる体制を整えています。
※「My invisalign」はグループ医院の中で恵比寿I’s歯科・矯正歯科のみ、ご相談いただいた場合にご提供しております。
≪再矯正や部分矯正にも対応≫
「昔矯正したけど、また歯がズレてきた」
「全体ではなく前歯だけ整えたい」
こうした後戻りや部分的な矯正にも対応しています。
当院では患者さんの状態に応じて、矯正治療プランをご提案しています。
≪矯正中のむし歯・歯周病にも対応可能≫
矯正治療中にむし歯や歯肉のトラブルが起きた場合も、当院ではそのまま診療が可能です。
総合歯科医院として、矯正と一般歯科を一つの医院で対応できる体制を整えています。
マウスピース矯正をご検討の方は、まずはお気軽にご相談ください。
▼マウスピース矯正の詳細はこちら
https://www.ebisudc.com/correct/
▶ ご予約・お問い合わせはこちら
https://www.ebisudc.com/contact/
まとめ
マウスピース矯正では、装着時間の自己管理が治療結果に大きく影響することがあります。つけ忘れが続くと歯の動きが遅れたり、治療期間が延びることがありますが、早めに気づいて対処をすれば、計画の修正が可能になる場合があります。日常生活の中に装着を習慣化する工夫を取り入れることが大切です。
マウスピース矯正についてお悩みの方は、恵比寿の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科までお問い合わせください。
監修:恵比寿I’s歯科・矯正歯科
院長 白石
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