歯周病予防のために定期的にクリーニングに通いましょう!
2024年7月23日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・矯正歯科です。
皆さん、歯周病とはどんな病気かご存じですか?
歯周病とは、顎の骨が溶ける病気で、歯が抜けてしまうこともあります。
歯周病菌をやっつけようとする自分の細胞が、
顎の骨を溶かし歯が抜けてしまうのです。
また、認知症、心筋梗塞、脳梗塞にもつながる病気でもあり、
糖尿病の合併症の一つともいわれています。
また、歯周病で歯茎に炎症が起こりますが、
炎症には急性炎症と慢性炎症があるのをご存じでしょうか?
急性炎症は痛みを伴います。一方で、慢性炎症は、痛みを伴いません。
歯周病は慢性炎症なので、痛くありません。
それが原因で、歯医者さんに行ってみないと、
特に初期の歯周病は中々気が付きにくいものです。
次に、歯周病を予防する意味について確認していきましょう💡
まず、歯が抜けてなくなる原因のほとんどが、歯周病なのです。入れ歯になる原因は、むし歯より歯周病です。
そして、歯が残っていて歯周病ではない人の方が、例えば認知症の方が少なく、先々のことを考えると医療費も少なく済みます。
では、歯周病はどうすれば予防できるのでしょうか?
まずは、歯磨きの技術の向上が必須になります!
ただ、上手に歯磨きができている人はほぼいません。だから、歯医者さんでの定期的なクリーニングが必要になります。
歯垢や歯石があるとその上に細菌が重なっていき、どんどん量が増え、毒性が強くなっていきます。その毒性の強さに対抗する自分の細胞が顎の骨を溶かします。(歯石とは細胞の塊で歯垢が固くなったもの)特に、歯石は歯医者さんに行かないと中々取り除くことができません。
細菌1匹は24時間で1万倍に増えるので、それを歯磨きと定期的な歯医者さんでのクリーニングでコントロールすることが大切なのです。ご自宅でも歯間ブラシを使うとより歯周病予防につながるので、必須です!
歯周病は予防と初期の段階で治すことが重要になります。だから、最低でも3か月に一度、歯医者さんでのクリーニングに通いましょう!!