前歯の隙間、気になりませんか?
2024年9月27日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正の
歯科医師の小田倉です。
“前歯の隙間が気になるが、矯正治療はしたくない”という方はいらっしゃいませんか?
そのような方には『ダイレクトボンディング』という治療がおすすめです!
左のお写真の方は、歯ぐきと歯の境目がむし歯になっています。
むし歯の部分を除去して、隣の歯の色や形などと同じように修復しています。
真ん中のお写真の方は、以前他院で治療された詰め物の部分が変色しています。
変色した詰め物を除去して、こちらも同様に修復しています。
右のお写真の方は、前歯が欠けて角が失われています。また、全体的に歯が黄色く汚れなどが着色しています。
クリーニング、ホワイトニングを行い歯全体のトーンアップをしてから、欠けてしまった部分の修復をしています。
ダイレクトボンディングは、ほとんどの方が1回のご来院で治療が完了します。(大きく形を変える場合は型取りなどが必要の為、2〜3回のご来院)
小さな歯の隙間であれば、45分程度で終わります。
前歯は笑ったり、お話しをする時にとても目立つ部分です。少しの隙間が埋まり歯の色や形が整うだけで印象がより良くなります。
隙間の大きさによっては治療が難しい場合もあります。ご希望の方は適応かどうかまず、カウンセリングでお気軽にご相談ください♩
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恵比寿・代官山エリアで歯医者をお探しなら、医療法人社団 新心会の恵比寿歯科・矯正歯科へ
一般歯科、歯科口腔外科、矯正歯科、小児歯科、マウスピース矯正、ホワイトニング、インプラント、セラミック審美治療など何でも承ります。
医療法人社団 新心会
恵比寿歯科・矯正歯科
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西1-10-10若葉西ビル3階
TEL:03-6277-5056
URL:https://www.ebisudc.com/
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歯医者さんデビューは何歳から?
2024年9月23日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正の歯科医師の白石です。
子育て中のママたちからよく質問されることがあります。
「歯医者さんって何歳から行くのが正解?」
0歳からお待ちしてます✨
歯がないと歯医者は行かなくていいんじゃない?
そんなイメージを持たれている方、比較的多いように思います。
実は、生まれてから歯医者さんできること、いっぱいあります。
赤ちゃんのお口の成長はママのお腹の中から始まっており、生まれた時にはすでに顎の中に
歯の卵たちが、生える準備を整えてその時を待っています。
歯が生える前からできることって何?
そんなこと母子手帳には書いてない!w
よく言われます。
ママの身体は妊娠中大きく変化し、出産に向けて準備をしています。
お腹の中の赤ちゃんも準備しながら外の世界に出ていくのを待っています。
妊娠中の食生活、姿勢がまず大切。
話し始めると長くなるのでまたの機会に💡
赤ちゃんはこの世に生まれてからすぐに授乳が開始されます。
授乳の姿勢が大切!!
赤ちゃんがママのお腹の中でどのような姿勢をとっているかも影響すると言われています。
授乳の時は浅飲み厳禁!
おっぱいを飲みながら、舌の使い方を身につけています。
舌の使い方はこの後、成長にとても大切な役割を担っていて、
将来的な歯並びにも影響があると言われています。
その子にとってまさに身体の基礎づくりが始まっている、そんな大切な時期です。
恵比寿歯科・矯正歯科では0歳から取り組めることについても詳細はぜひクリニックでお伝えします🤱
気になる方はぜひご来院ください♪
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現代っ子の4人に1人は歯並びが悪い?!
2024年9月23日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正の歯科医師の白石です。
【 現代っ子の4人に1人は歯並びが悪い!!】
この言葉聞いたことありますか?
これまで100人以上のお子さんの歯並び治療を行なってきて、年々歯並びに
問題のあるお子さんが増えてきている印象があります。
みなさんこの写真の女の子を見て、どんな印象受けますか?
一見、問題なさそうな
「歯が抜けてる笑ってる女の子だな」
そんな印象かもしれません☺︎
私たち歯科医師から見ると・・・
① 噛み合わせが深い
② 歯と歯の間に隙間がない
③ 歯がまっすぐではなく内側に入ってる
④ 歯茎が見える笑い方をする(ガミースマイル)
などなどが挙げられます。
これらがまさに歯並びが悪くなるサイン!
できるだけ早くこのサインをキャッチすることがとても大切です。
● なぜ歯並びが悪くなる?
歯並びが悪くなる原因は様々です。
いくつか挙げると
① 普段からお口がポカーンと開いている
② 鼻詰まりがあったりよく風邪をひいて繰り返す(アレルギー性鼻炎あり)
③ よく中耳炎で耳鼻咽喉科に行く
④ 姿勢が悪い
⑤ ベロが上顎についていない
⑥ 上手に飲み物や食べ物を飲み込めない
⑦ 柔らかい食べ物を食べて大きくなってきた
⑧ 質の良い睡眠が取れていない
などなど
いろいろな原因があると言われています。
もちろん遺伝の要素もあります。
でもそれ以上に毎日の過ごし方がとーーーっても大切だと言われています。
「これらが歯並びに関係あるなんて!!👀」
とよく保護者の皆さんからコメントをいただきます。
歯科医院だからこそできる歯並びの予防があります。
こどもたちの健やかな成長と最高の笑顔のために!
こどもの歯並びのこと、またお話をしていきます。
お楽しみに!
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子どもも歯周病になる?親が知っておくべき原因と予防法
2024年9月20日
▼目次
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・矯正歯科です。
今回は子どもの歯周病についてお話していきます。
実は、子どもも歯周病になることがあります。近年、子どもたちの間で歯肉炎(歯周病の始まりの症状)が増えているというデータも報告されています。歯周病と言えば多くの人が中高年の問題だと考えがちですが、実際には子どもたちにも十分な注意が必要です。
1. 子どもの歯周病の増加原因
歯周病には、歯ぐきが炎症をおこす「歯肉炎」と、それが進んで土台である歯周組織が破壊されてしまう「歯周炎」の2段階あります。磨き残し等による細菌の感染によって歯ぐきが赤く腫れたり、歯が抜け落ちたりする病気であるという事は以前にもお話しましたが(詳細はこちらの記事をご参照下さい)、なぜ子どもの歯周病が増えているのでしょうか?増えている原因は以下が考えられます。
①不適切な口腔ケア
多くの子どもは、歯磨きの習慣が十分に身についていない場合があります。また、歯磨きの際に十分な時間をかけず、磨き残しがあることが多いため、歯垢が溜まりやすくなり、それが歯周病の原因となります。
②食生活の変化
最近の食生活では、糖分の多い食べ物や飲み物の摂取が増えていることも歯周病の原因です。糖分が多いと歯垢の発生が促進され、歯周組織に悪影響を及ぼします。
③家庭での口腔ケア不足
子どもが自分で正しく歯磨きをできない場合、親のサポートが必要です。親が忙しく子どもの歯磨きにサポートできる時間が十分に取れない等で、家庭での口腔ケアが不十分になるとリスクが高まります。
④ライフスタイルの変化
子どもたちの生活習慣の変化、特に夜遅くまで起きていることや食事の後に歯を磨かないことが、歯周病の原因となることがあります。
⑤口呼吸
口呼吸が習慣化している子どもは、口内が乾燥しやすく、唾液の抗菌作用が減少するため、歯周病が進行しやすくなります。
これらの原因により、子どもの歯周病のリスクが増加しています。
2. 早期発見が鍵!子どもの歯周病のサイン
子どもの歯周病には、次の様な症状が見られます。将来の口腔内環境に大きな影響を及ぼす可能性があるため、早期に気づき、適切な対処をすることが重要です。子どもの歯周病のサインについて以下に説明します。
①歯茎の腫れや赤み
普段の色よりも明らかに腫れていたり、赤みを帯びていたりする場合、歯周病の初期症状かもしれません。特に食事やブラッシング時に痛がる場合は注意が必要です。
②歯茎からの出血
歯を磨くときや固い食べ物を噛むときに歯茎から血が出るのは、歯肉炎の兆候です。これを放置すると進行して歯周炎となる恐れがあります。
③口臭
口腔内の清潔を保っているにもかかわらず、口臭が強い場合、歯周病が疑われます。細菌が原因となることが多いので早めの対処が求められます。
④歯の動揺
固い食べ物を噛んだときや指で押したときに歯が揺れる場合、歯周病が進行している可能性があります。この段階で定期健診を受けることが非常に重要です。
3. 子どもの歯周病を予防するポイント
口腔内の健康は全身の健康に密接に関連しています。特に成長過程にある子どもにとって、健康管理の一環として、歯周病の予防は欠かせません。最後に予防方法を解説していきます。
①歯磨き習慣
基本的なことですが、毎日の歯磨きが重要です。子どもの歯周病の主な原因の一つは、歯磨きの習慣がまだしっかりと身についていないことです。子どもが自分で歯を磨く際、十分に時間をかけて全ての歯をきれいにすることは難しく、不十分な磨き残しが歯周病のリスクを高めます。特に、奥歯や歯と歯の間など、汚れがたまりやすい部分は注意が必要です。自分でうまく磨くことが難しいため、親が仕上げ磨きをする、磨き残しを確認してあげる等のサポートをすると良いでしょう。
➁食生活
食生活の改善も重要です。甘いお菓子や炭酸飲料といった高糖分の食品を頻繁に摂取する子どもは、むし歯や歯周病になりやすいです。糖分は口内の細菌にとってのエネルギー源となり、それが酸を作り出し、歯や歯肉を傷つけます。そのため、バランスの良い食事と適度な間食が重要です。砂糖を多く含む飲み物やお菓子の摂取を控え、代わりにカルシウムやビタミンが豊富なバランスのとれた食事を心がけましょう。
➂歯科医院での定期診察
両親や祖父母が歯周病を患っていた場合、子どももそのリスクが高くなることがあります。これは家庭内で共通の生活習慣や口腔環境が影響を与えている可能性があります。歯科医院の定期診察を受けることで、早期に問題を発見し、その時の症状に適したケアを行うことが可能になります。家庭でのケアだけでは不十分な部分を補う大切なステップです。
恵比寿歯科・矯正歯科では患者さんに適した歯ブラシのご案内や磨き方、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方等もサポートいたします。ご自宅での磨き方に疑問や不安がある際はお気軽にご相談ください。
まとめ
歯周病の予防は、一日一日の積み重ねが大切です。子どもの将来のためにも、早い段階からしっかりと予防していきましょう。日頃から注意深く観察し、定期的に歯科医院で受診してくださいね。
お子さんとそのご家族の健康を守るために、恵比寿歯科・矯正歯科は全力でサポートいたします。定期検診や治療を通じて、皆さんの疑問や不安にお答えいたしますので是非お気軽にご相談ください。
「夜泣き」どうして?解決法
2024年9月19日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正の
歯科医師の中富です。
どうしてあかちゃん夜泣きするの???
さまざまな原因があります。
当院は歯科医院です。
歯医者ですが、
あかちゃんの成長にお力添えできます。
①呼吸
②睡眠
③食事
ご家庭でのこれら3つを教えてください🥰
赤ちゃんの全身成長を管理できる歯科医院は
多くはありません。
当院の白石先生をご指名ください。
優しくて聡明な女医さんです。
小児矯正専門ですが、相談料無料です♪
&お子様の予防・お口キレイが窓口負担無料です!
(要保険証)
お子さんをお預かりして無料相談と同時進行で
お母さんの隣で歯科衛生士がおこないます🥰
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子どもの歯に白い模様が現れた? ホワイトスポットとエナメル質形成不全の原因と対策
2024年9月12日
▼目次
1. 子どもの歯の白い模様の正体とは?
子どもの歯に白い斑点や線状の模様が見られることがあります。
子どもに限らずですが、この現象は「ホワイトスポット」と呼ばれ、目立って気にされる方も多いです。
そこで、以下にホワイトスポットの原因について説明します。
ホワイトスポットの原因①エナメル質形成不全
エナメル質形成不全とは、歯が形成される過程で何らかの問題が生じ、エナメル質が正常に形成されなかった場合に起こります。エナメル質形成不全により、歯の表面に白い斑点や模様が現れるだけでなく、黄色や茶色っぽくなることもあります。
ホワイトスポットの原因②むし歯の初期段階
むし歯の初期段階に、むし歯菌が作り出す酸によって歯のエナメル質が溶け始める「脱灰」という症状があります。脱灰を起こすと歯は光沢を失い、白く濁り始めます。これが初期のむし歯になり、徐々に穴が空いて黒くなってきたものが皆さんの知っているむし歯です。
ホワイトスポットの原因③フッ素の過剰摂取
フッ素はむし歯予防に有効ですが、生後6か月から5歳くらいの歯の生える時期に過剰のフッ素を摂取すると、エナメル質の形成に影響を及ぼし「フルオローシス」と呼ばれる白い斑点が現れることがあります。フッ素入りの歯磨き粉や飲料水に含まれるフッ素量を適切に管理することが重要です。
また、これらの原因以外にも、「外傷」や「感染症」が原因で白い模様が現れることもあります。外傷によって歯の成長が一時的に止まると、その部分が白くなったり、感染症が原因になったりとエナメル質に影響が出ることもあります。
子どもの歯の白い模様に気が付いた際には、適切な対処法を講じるため、歯科医院での診察を受けることが大切です。
恵比寿歯科・矯正歯科ではお子さんの健康な成長をサポートするための最善の治療を提供いたします。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
2. 子どもの歯のホワイトスポット対策
ホワイトスポットを見つけた場合、まず大切なのは早めに歯科医院で診察を受けることです。
子どもの歯に白い斑点が見られた際の対策法を解説します。
ホワイトスポットの対策法①フッ素塗布
フッ素はエナメル質の修復を助け、むし歯の予防にも有効です。定期的にフッ素を塗布することで、エナメル質の強化を目指します。
ホワイトスポットの対策法➁定期クリーニング
定期的に歯科医院でのクリーニングを受けることで、歯の表面を清潔に保ちます。これにより、ホワイトスポットの発生を防ぐことができます。
ホワイトスポットの対策法➂デンタルシーラント
エナメル質形成不全のある歯には、デンタルシーラントを施すことも考慮します。シーラントとは歯の表面を保護するためのコーティングで、むし歯を予防する効果があります。
ホワイトスポットの対策法④食生活の改善
栄養バランスのとれた食事は、歯の健康維持に直結します。特にカルシウムやビタミンDが豊富な食材を意識的に摂取することをおすすめします。
普段の食事と栄養バランスが歯の健康に影響を与えることも多いため、恵比寿歯科・矯正歯科では患者さんの食生活や習慣を把握し、歯科衛生士が食改善のアドバイスも行っています。
歯磨きの指導だけでなく、日々の生活習慣に関するアドバイスを通じて、子どもたちの歯を守るお手伝いをします。
日々の歯磨き習慣も重要です。お子さんに適切なブラッシング方法を教え、フロスを使用する習慣をつけることも大切です。また、お子さんが成長する過程で、定期的にお口の中をチェックし、何か異変があれば早めに対処することを心掛けてください。
3. ホワイトスポットの主な要因であるエナメル質形成不全とは?
前述の通り、ホワイトスポットの原因の一つにエナメル質形成不全があります。
歯のエナメル質は歯を保護するための大切な層であり、エナメル質が正しく形成されないと様々なトラブルが生じる可能性があります。
ここではエナメル質形成不全について詳しく説明します。
エナメル質形成不全とは?
歯の表面を覆うエナメル質が正しく形成されない状態のことを指します。主な症状としては、歯の表面に白いまだら模様が出ていたり、歯に茶色や黄色の変色部分があったりすることが挙げられます。
この状態になると、歯が弱くなり、むし歯やその他の問題が発生しやすくなります。
子どものエナメル質形成不全の原因は?
➀遺伝的要因
両親のいずれかにエナメル質形成不全の症状が見られる場合には、その子どもにも遺伝する可能性があります。
➁全身的要因
胎児期に母体の栄養障害があったり、代謝異常が見られたりする場合にエナメル質形成不全が起こることがあります。
➂局所的要因
乳歯が外傷を受けたり、大きなむし歯になったりした結果、その後に生えてくる永久歯にエナメル質形成不全が見られる場合があります。
エナメル質形成不全が発覚した時点で、何か子どもの歯にトラブルが起こっているというわけではありません。
しかし、そのまま放置すると、審美的な問題やむし歯などに影響する可能性があるため、まずは歯科医院へ相談することが大切です。
4. エナメル質形成不全によるむし歯対策
エナメル質形成不全は適切な対策を講じることでむし歯になるリスクを軽減させることが出来ます。子どもが日常的に家庭で行える対策について説明します。
①適切な口腔ケア
フッ素入りの歯磨き剤を使用した丁寧な歯磨きを行うことです。子どもの年齢に応じて、保護者の指導や補助が必要です。
②フッ素入りうがい薬の使用
歯科医師の指導のもと、適切な濃度のフッ素入りうがい薬を使用することで、むし歯の予防効果があります。
③定期的な歯科検診
エナメル質形成不全の歯はむし歯になりやすいため、日々のケアだけでなく定期的な歯科検診が重要です。むし歯になったとしても早期発見により、効果的な対処が可能となります。
④バランスのとれた食事
カルシウムやビタミンDなど、歯の健康に必要な栄養素を含む食事を心がけます。子どもの成長に合わせた食事を心がけることが大切です。
これらの対策を組み合わせることで、エナメル質形成不全によるむし歯リスクを軽減し、健康的な口腔環境を維持することが可能です。
また、保護者と子どもが協力して継続的なケアを行うことが、長期的な口腔健康の維持につながります。
恵比寿歯科・矯正歯科では歯磨きの指導だけでなく、日々の生活習慣に関するアドバイスを通じて、子どもたちの歯を守るお手伝いをします。お気軽にご相談ください。
子どものむし歯は何歳から?治療の適齢期と乳歯のケア方法
2024年9月9日
▼目次
こんにちは。
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正です。
お子さんがむし歯になってしまった場合「いつから治療を始めるべきか?」と気になる親御さんもいるのではないでしょうか?
この記事では、「子どものむし歯治療を始める時期や乳歯のケア方法」について詳しく解説していきます。
1. 子どものむし歯はいつから治療が必要?
生まれたばかりの赤ちゃんの口腔内にむし歯菌は存在していません。
親御さんや家族からむし歯菌などをもらうことで口腔内に定着してしまいます。
乳歯は生後6ヶ月頃から徐々に歯が生え始めるため、そのころからむし歯のリスクも始まります。
特に、1歳7ヶ月から2歳3ヶ月頃はむし歯菌に感染しやすい時期なので注意が必要です。
受診のタイミング
具体的にどのような症状が見られたら歯医者で受診する必要があるのでしょうか。
まずは、歯に白斑や茶色の斑点が見られる場合、初期むし歯の可能性があります。
初期むし歯は、早い段階であれば治療せずに経過をみるケースが多くあります。また、痛みを伴わないため早期発見し、管理していくことが重要です。
また、歯に穴が開いている、歯を痛がる、噛むと痛みを感じるといった症状も受診して確認する必要があります。
むし歯治療のタイミング
子どものむし歯治療は、一般的に3歳前後から行います。
子どもの成長度合いによって個人差はありますが、3歳前後になればスムーズに治療を行えるケースが多いです。
3歳を過ぎてからも泣いてしまったり、暴れてしまったりするケースもありますが、徐々に歯医者さんに慣れてもらうことで最終的にはスムーズに治療を行うことができます。
恵比寿歯科・矯正歯科での対応
恵比寿歯科・矯正歯科ではむし歯になってからの治療ではなくむし歯にならない環境作りを目指しております。 そのため、むし歯になる前の0歳から診療を行い親子で栄養、食事、姿勢や顔貌の発育、睡眠、呼吸、咀嚼の指導を行っております。 生まれたての赤ちゃんのお口にはむし歯菌はいません。 むし歯感染がしやすい時期に予防をしっかりすることで、その後むし歯になる確率を低くすることが期待できます。
2. 乳歯のケアが大事な理由
乳歯は一時的なものだからといって、決して軽視してはいけません。
乳歯の健康管理が将来的な口腔健康に大きな影響を与えることがあります。
①乳歯のむし歯を放置すると永久歯もむし歯になりやすい
乳歯がむし歯になり、その状態を放置しているとむし歯菌が増え続けるため、他の歯や後から生えてくる永久歯もむし歯になりやすくなります。
乳歯だからといってむし歯を治療せずに放置してしまうと新たに生えてきた永久歯もむし歯になってしまいます。
②健康な食事をとるため
乳歯がむし歯になり噛むことが難しくなると、食事が楽しめなくなります。
また、歯が痛むと食べることや噛むことを避けるようになり、栄養バランスが崩れる可能性もあります。乳歯を健康に保つことで、お子さんが楽しく食事をすることができ、健康な成長につながります。
③歯並びが悪くなる
乳歯は永久歯が正しい位置に生えるための「ガイド」の役割も果たしています。乳歯がむし歯になり早期に失ってしまった場合、永久歯が正常な位置に生えにくくなり、歯並びが悪くなります。
3. 家庭でできる乳歯ケアのポイント
乳歯のケアはお子さんの将来の健康な身体や歯を作る上で非常に重要です。そこで、今回は家庭でできる乳歯ケアのポイントをお伝えします。
①正しい口腔ケア
大切なのは、お口の中を清潔に保つことです。
乳歯が生え始めたら、柔らかいガーゼや赤ちゃん専用の歯ブラシで毎日ケアを行います。
同時にフッ素入りの歯磨き粉を少量使うことで、むし歯予防の効果も高まります。0~3歳までのお子さんは、フッ素濃度950ppmの歯磨き粉やジェルを歯ブラシに1~2mm、3歳~5歳さいのお子さんは歯ブラシに5㎜ほどつけてブラッシングしてください。
②食事の習慣
食事の習慣も重要です。
お菓子や甘い飲み物はむし歯のリスクを増やす原因となるため、制限が必要です。特に寝る前の摂取は避けましょう。
③定期的な歯科検診
乳歯の段階から歯科医師によるチェックを受けることで、早期に問題を発見し治療することが可能です。
初めての歯科検診は歯が生え始める6ヶ月ごろがおすすめです。
その後も年に2~3回の定期検診を心がけましょう。
④歯磨きの習慣化
お子さん自身が歯磨きの重要性を理解し、習慣化することを促すことも大切です。
楽しく歯磨きができるよう、好きなキャラクターの歯ブラシを選んだり、歯磨きの歌を歌ったりする工夫をしてみてください。
また、親御さん自身もお手本となり、一緒に歯磨きをする時間を作ることをおすすめします。
子どもは親の行動を模倣することが多いため、家庭全体で歯磨きを楽しむ雰囲気を作り上げることで、自然と健康的な習慣が身につきます。
4. 子どもの定期健診の重要性
子どもの歯を守る上で定期健診は極めて重要です。以下で具体的なメリットをあげていきます。
定期健診を受けるメリット
①むし歯や歯肉炎の早期発見
むし歯や歯肉炎の早期発見が可能になります。乳歯はむし歯になりやすく、むし歯の進行も早い傾向があります。また、歯肉炎など口腔内の疾患も起こる可能性があります。
定期的に歯科医師によるチェックを受けることで、早期発見・早期治療が可能となり、大きな問題になる前に対処することができます。
②不正咬合を早期発見・治療できる
歯並びの状態を早期に確認することができます。
定期健診を通じて歯並びや噛み合わせの状態をチェックすることで、早い段階で矯正治療が必要かどうかの判断ができます。これにより、将来的な噛み合わせの不正や顔の形状にも影響を及ぼす可能性が低くなります。
③正しい歯磨き方法や習慣を習得できる
正しい歯磨き方法や食生活の指導も行います。
日常のケアは、歯の健康維持に欠かせませんが、子ども自身や保護者が正しい方法を知らない場合も多いです。定期健診では、歯科医師が具体的なアドバイスを行うため、より効果的な歯磨き方法や食事の工夫を学ぶことができます。
④歯医者に通い慣れることで「歯医者さん嫌い」をなくす
小さな頃から通院に慣れることで、歯科治療への恐怖心を減らすことができます。将来的にむし歯になってしまった際に治療をスムーズに受け入れるための準備としても、定期健診は有効です。
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正では、患者さんのお子さんの口腔内の健康を最優先に考え、丁寧な健診とアドバイスを行っています。お子さんの健やかな成長をサポートするために、ぜひ定期的な健診を受けていただくようおすすめします。