ホワイトニングは何歳からできる?メリット、デメリット・注意点を解説
2025年5月13日
▼目次
1. ホワイトニングは何歳からできる?
2. ホワイトニングを始める年齢が早すぎるとどうなる?
3. 未成年がホワイトニングをする際のデメリット・注意点
4. 恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿歯科・矯正歯科のホワイトニング
近年、ホワイトニングに関心を持つ人が増えていますが、「何歳からできるのか?」という疑問を持つ方も多いでしょう。特に、10代の若い世代の間で、ホワイトニングを希望するケースが増えています。しかし、成長途中の歯にホワイトニングを行う際には、リスクやデメリットを伴う場合があります。
今回は、ホワイトニングを始めるのに適した年齢や、早すぎる場合に起こりうるデメリット、未成年が施術を受ける際の注意点について詳しく解説していきます。
1. ホワイトニングは何歳からできる?
ホワイトニングが可能とされる年齢に明確な基準はありませんが、一般的には18歳以上が推奨されています。その理由として、以下のポイントが挙げられます。
①永久歯の成長が完了している
子どもの歯(乳歯)や生えたばかりの大人の歯(永久歯)は、歯の表面を覆うエナメル質がまだ成熟していないため、ホワイトニング剤の影響を受けやすい状態です。特に、エナメル質が薄い歯だと、知覚過敏などのリスクが高まります。
②象牙質が安定している
エナメル質より歯の内側にある象牙質は成長とともに変化し、ホワイトニングの効果やリスクにも影響します。若い年代の象牙質は刺激に敏感で、ホワイトニング剤によって痛みを感じる原因となることがあります。
American Academy of Pediatric Dentistry (AAPD) も、「未成年者のホワイトニングは、将来的な歯科処置への影響を考慮し、適応を慎重に検討すべき」と示しています。
歯医者でのホワイトニングは18歳以上の成人では、自己判断で施術を受けることができますが、未成年者の場合は保護者の同意が必要となります。まずは歯科医師が歯の状態を確認することが重要です。
2. ホワイトニングを始める年齢が早すぎるとどうなる?
適切な年齢に達する前にホワイトニングを行うと、さまざまなデメリットが生じる可能性があります。特に、歯の成長が未完了の段階での施術にはリスクが伴います。
①エナメル質が薄くなる
若い年齢の歯はエナメル質が完全に成熟しておらず、ホワイトニング剤によるダメージを受けやすくなります。これにより、歯に負担がかかる可能性があり、長期的に見ると歯の健康に悪影響を与えることがあります。
②知覚過敏になりやすい
ホワイトニング剤は歯の内部に浸透し、象牙質に作用します。未成熟な歯では象牙質が刺激に敏感なため、ホワイトニング後に冷たいものや熱いものがしみる知覚過敏となることがあります。
③歯の色ムラが生じる可能性がある
成長途中の歯はエナメル質や象牙質の成長が不均一であるため、ホワイトニングを施すと色の変化にムラが生じることがあります。その結果、均一に歯が白くならない場合があります。
④将来的な歯科治療に影響を与える
早い段階でホワイトニングを繰り返すと、詰め物や被せ物の治療が必要になった際に、歯との色の違いが目立ちやすくなります。
3. 未成年がホワイトニングをする際のデメリット・注意点
未成年でホワイトニングを希望する場合は、歯科医師の指導のもとで安全に行うことが重要です。以下のポイントに注意しましょう。
①歯科医院での診断を受ける
ホワイトニングを行う前に、むし歯や歯の異常がないかを確認することが重要です。歯科医院でのチェックを受けずに市販のホワイトニング剤を使うと、歯にダメージを与える可能性があります。
②ホワイトニングの方法を慎重に選ぶ
未成年では、強い薬液を使うホームホワイトニングやオフィスホワイトニングは推奨されない場合が多いため、まずは以下のような方法を選びましょう。
・ホワイトニング用歯磨き粉(研磨剤が強すぎないもの)の使用
・フッ素入り歯磨き粉でのケア
・食生活の見直し(カレーなど着色の多いものを避ける)
③保護者の同意が必要
多くの歯医者では、未成年のホワイトニングには 保護者の同意が必要です。家庭内でも、歯に負担をかけるリスクについて話し合って、選択することが大切です。
④継続的なケアを心がける
ホワイトニング後は、歯の白さを維持するための習慣が大切です。適切な歯磨きと定期的な歯科検診を継続しましょう。
4. 恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿歯科・矯正歯科のホワイトニング
白い歯は芸能人のもの・・・そんな時代はもう終わりました。今は誰でもホワイトニングができる時代です。
恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿歯科・矯正歯科では、「ホワイトニングをもっと身近に感じてもらいたい」という思いから、患者さんのご要望やライフスタイルに合わせたホワイトニングを選択できるようにしています。
恵比寿歯科・矯正歯科で行っているホワイトニング治療
①歯医者で短時間で効果「オフィスホワイトニング」
オフィスホワイトニングは、専用の装置を使い、歯に特殊な光を当てて白くする方法のことです。
施術は院内で全て行いますので、恵比寿歯科・矯正歯科に通いやすい方や、柔軟にスケジュール調整ができる方におすすめです。
ホームホワイトニングに比べて白さの持続期間は若干落ちるものの、白くなるまでの期間は短いです。短期間で歯が白くなるため、結婚式などのイベントに向け、それまでに歯を白くしたいという方におすすめします。
②お家で簡単にできる「ホームホワイトニング」
ホームホワイトニングは、自宅で行うホワイトニングです。マウスピースに専用薬剤を入れ、それを装着します。
歯が白くなるまでの期間はオフィスホワイトニングよりも時間はかかりますが、白さの持続性があります。
「仕事で忙しくて通いにくい」「そもそも歯医者がちょっと苦手で…」という方には、ホームホワイトニングがおすすめです。いつまでに白くしたいという期限は特にないものの、白い歯をキープしたいという方にもおすすめです。
③歯茎をピンク色に「ガムピーリング」
歯の白さと同じように、歯茎の色も見た目を印象付ける大切なポイントです。
黒ずんでいるなど、くすんだ歯茎よりも、みずみずしく健康的なピンク色の方が印象は良くなります。歯茎をピンク色にしたい方におすすめの方法が「ガムピーリング」です。
特殊な薬剤で歯茎に沈着したメラニン色素を除去します。
恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿歯科・矯正歯科では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ホワイトニングにご興味がある方は下記をご覧ください。
まとめ
ホワイトニングを行う適切な年齢として、一般的には18歳以上が推奨されています。早すぎる施術は、エナメル質へのダメージや知覚過敏、色ムラの原因となることがあります。未成年の方がホワイトニングを希望する場合は、保護者や歯科医師と相談し、別の方法を検討することも大切です。
恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿歯科・矯正歯科では、年齢に応じたホワイトニングをご案内しております。
渋谷区恵比寿でホワイトニングをお考えの方は、恵比寿歯科・矯正歯科までご相談ください。
監修:恵比寿歯科・矯正歯科
院長 白石