自宅で歯のホワイトニングは可能?ホームホワイトニングの種類と注意点
2025年5月29日
▼目次
1. 市販のホワイトニングとホームホワイトニングの違い
2. 自宅で歯のホワイニングが向いている人
3. 自宅でのホワイトニング効果を引き出すために気をつけたい注意点
4. 恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科のホワイトニング
人と話すときや写真を撮るとき、ふと「もう少し歯が白ければ良いのに」と感じたことはありませんか?口元の印象は、顔全体の印象にも影響することがあります。最近はホワイトニングに関心を持つ方も多くなっていますが、自宅で気軽に始められる「ホームホワイトニング」は身近な選択肢の一つです。しかし、ホワイトニングは種類によって効果や注意点があり、選び方を間違えるとトラブルの原因にもなりかねません。
今回は、ホームホワイトニングの種類や、市販品と歯科処方品の違い、自宅でのホワイトニングが向いている人の特徴、注意すべきポイントについて詳しく解説します。
1. 市販のホワイトニングとホームホワイトニングの違い
ホームホワイトニングには、大きく分けて「市販品」と「歯科医院で処方される製品」の2種類があります。どちらも自宅で使用できますが、成分や作用の特徴、使用方法には違いがあるため、目的に応じた選択が必要です。
①市販のホワイトニング製品
ドラッグストアや通販で購入できるホワイトニング製品には、ホワイトニング歯磨き粉、ホワイトニングテープ、ジェル、LEDライト付きセットなどがあります。これらは手軽に試せる反面、歯の表面に付着した着色汚れを除去することが主な目的で、漂白成分はごく微量、あるいは含まれていないことが多いです。したがって、歯本来の色を明るくする「漂白効果」は限定的です。
②歯科医院で提供されるホームホワイトニング
歯科医院で提供されるホームホワイトニングは、「過酸化尿素」や「過酸化水素」などの漂白成分が含まれています。これらの成分は、歯の内部に作用して歯本来の色を明るくしていきます。歯科医師の指導のもと、専用のマウスピースを作製し、マウスピースに薬剤を入れて使用する方法が一般的です。
③市販と歯科医院のホームホワイトニングの違い
市販品は手軽ですが、正しい使い方をしないと歯や歯茎を傷つけることがあります。一方で、歯科医院で提供されるホームホワイトニングは歯科医師の管理下で行うため、歯科医師がリスクケアをしながら行います。どちらを選ぶかは、歯の状態や希望する白さ、費用、使用にかけられる時間なども考慮して判断しましょう。
2.自宅で歯のホワイニングが向いている人
自宅で行うホワイトニングは、すべての人に適しているわけではありません。自分がホームホワイトニングに向いているかどうかを判断することが大切です。
①健康な歯と歯茎を持っている人
ホワイトニングは、むし歯や歯周病などのトラブルがあると適切に行うことができない可能性があります。まずは歯科医院で診察を受け、口腔内の状態が良好であることを確認しましょう。
②自分のペースで取り組みたい人
通院の手間を省きたい方、仕事や育児で忙しい方には、自宅でできるホワイトニングが適していると言えるでしょう。ホームホワイトニングは自分の都合に合わせて少しずつケアできる点がメリットです。
③ある程度時間をかけられる人
ホームホワイトニングはゆるやかに変化が現れる傾向があり、即効性を求める方よりも、時間をかけて取り組める方に適しています。
④費用を抑えたい人
オフィスホワイトニングに比べて、ホームホワイトニングは費用が比較的抑えられる傾向があります。
3. 自宅でのホワイトニング効果を引き出すために気をつけたい注意点
自宅でのホワイトニングは、やり方を間違えると効果が出なかったり、逆に歯や歯茎を傷めてしまうことがあります。ホワイトニングをする際に、以下の点に注意しましょう。
①使用前に必ず歯科医師に相談する
歯の表面の汚れではなく、歯の内部の着色が原因である場合、一般的なホワイトニングでは効果が出ないこともあります。また、むし歯や歯周病がある状態でホワイトニングをすると、歯の痛みや知覚過敏を引き起こす可能性があります。まずは歯科医院で診察を受け、適切な治療を行ったうえでホワイトニングを開始しましょう。
②使用方法を守る
歯科処方品・市販品ともに、決められた使用量や使用時間を守ることが重要です。長時間の使用や、薬剤の重ね塗りは効果を高めるどころか、歯の表面を傷めたり、歯茎に炎症を起こしたりする原因になる可能性があります。
③ホワイトニング中の飲食に注意する
ホワイトニング期間中は、歯の表面が一時的にデリケートな状態になります。着色しやすい飲食物(コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、ソースなど)を摂取すると、せっかくのホワイトニング効果が薄れてしまう可能性があります。できるだけこれらの食品を避け、摂取後はすぐにうがいや歯磨きを行うように心がけましょう。
④知覚過敏への配慮
ホワイトニングの過程で、歯がしみるような知覚過敏の症状が現れることがあります。これは一時的なものですが、症状が強い場合には使用を中断し、歯科医師に相談してください。市販品でもこのような症状が起きることがあるため、症状が出た場合は無理に続けないことが大切です。
自宅でのホワイトニングは有効な方法ですが、正しい知識とケアのもとで行うことが大切です。
4. 恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科のホワイトニング
白い歯は芸能人のもの・・・そんな時代はもう終わりました。今は誰でもホワイトニングができる時代です。
恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿歯科・矯正歯科では、「ホワイトニングをもっと身近に感じてもらいたい」という思いから、患者さんのご要望やライフスタイルに合わせたホワイトニングを選択できるようにしています。
恵比寿I’s歯科・矯正歯科で行っているホワイトニング治療
➀歯医者で短時間で効果「オフィスホワイトニング」
オフィスホワイトニングは、専用の装置を使い、歯に特殊な光を当てて白くする方法のことです。
施術は院内で全て行いますので、恵比寿I’s歯科・矯正歯科に通いやすい方や、柔軟にスケジュール調整ができる方におすすめです。
ホームホワイトニングに比べて白さの持続期間は若干落ちるものの、白くなるまでの期間は短いです。短期間で歯が白くなるため、結婚式などのイベントに向け、それまでに歯を白くしたいという方におすすめします。
➁お家で簡単にできる「ホームホワイトニング」
ホームホワイトニングは、自宅で行うホワイトニングです。マウスピースに専用薬剤を入れ、それを装着します。
歯が白くなるまでの期間はオフィスホワイトニングよりも時間はかかりますが、白さの持続性があります。
「仕事で忙しくて通いにくい」「そもそも歯医者がちょっと苦手で…」という方には、ホームホワイトニングがおすすめです。いつまでに白くしたいという期限は特にないものの、白い歯をキープしたいという方にもおすすめです。
➂歯茎をピンク色に「ガムピーリング」
歯の白さと同じように、歯茎の色も見た目を印象付ける大切なポイントです。
黒ずんでいるなど、くすんだ歯茎よりも、みずみずしく健康的なピンク色の方が印象は良くなります。歯茎をピンク色にしたい方におすすめの方法が「ガムピーリング」です。
特殊な薬剤で歯茎に沈着したメラニン色素を除去します。
恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ホワイトニングにご興味がある方は下記からお問い合わせください。
まとめ
ホームホワイトニングは、自宅で手軽に始められるホワイトニング方法のひとつですが、効果を得るためには正しい製品の選択と適切な使用方法が欠かせません。市販品と歯科医院で提供されるものでは成分や使用方法に違いがあり、自分の目的や口腔状態に合った方法を選ぶことが大切です。また、ホワイトニングが適しているかどうかや注意すべきポイントを理解したうえで取り組みましょう。
恵比寿駅周辺でホワイトニングについてお悩みの方は、恵比寿I’s歯科・矯正歯までお問い合わせください。
監修:恵比寿歯科・矯正歯科
院長 白石