お酒が引き起こす口腔トラブル
2025年6月2日
こんにちは!渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿 I’s 歯科・歯科矯正の竹澤です。
今日はお酒と口腔内の関係についてお話しします。
「お酒を飲むと歯に悪いって本当?」
「たまに飲むだけでも影響あるの?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。実はお酒は、飲み方や種類によってはお口の健康に大きな影響を与えることがあります。
1. お酒が口腔内に与える影響
● 口腔乾燥(ドライマウス)
アルコールには利尿作用があるため、体が水分不足になりやすく、結果として唾液の分泌が減少します。唾液はお口の中の汚れを洗い流す大切な働きをしているので、分泌が少ないと虫歯や歯周病のリスクが高まります。
● 酸による歯のダメージ
ワインやチューハイなどの酸性度が高いお酒は、歯の表面のエナメル質を溶かす「酸蝕症(さんしょくしょう)」の原因になります。とくにレモンやライムなど柑橘系を使ったカクテルは要注意!
● 砂糖や炭酸によるリスク
カクテルや梅酒などの甘いお酒には、虫歯の原因となる糖分が多く含まれています。炭酸も歯を少しずつ弱くする作用があるため、頻繁な摂取は歯にダメージを与えます。
2. お酒と口臭の関係
アルコールを摂取すると、一時的に体臭や口臭が強くなることがあります。さらに、ドライマウスが重なることで、口臭が悪化することもあります。
3. 飲酒と歯周病リスク
研究によっては、過度な飲酒が歯周病のリスクを高めることがわかっています。これはアルコールが免疫機能を低下させ、歯茎の炎症を悪化させるからです。
4. 飲み会の後は「歯磨きマスト!」
お酒を飲んだ後、「疲れてそのまま寝てしまった…」という経験ありませんか? でも実はそれとても危険です!糖分や酸が口の中に残ったまま眠ると、細菌が活発に活動しやすくなります。
お酒の後こそ、しっかり歯磨き&うがいを忘れずに!
お酒は適量であれば楽しみのひとつですが、口腔内への影響もあることを知っておくことが大切です。
ポイントは「乾燥」「酸」「糖分」この3つ。飲酒の際は、お水も一緒に飲んだり、飲んだ後のケアをしっかり行うことで、歯とお口の健康を守ることができます。
気になることがあれば、ご相談ください!
当院では唾液検査をしており、検査結果でお口の中の情報を知ることができますのでこの機会に知っておくと安心です。
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