予防🦷フッ化物とリカルデント(CPP-ACP)
2024年11月27日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正の
歯科医師の中富です。
むし歯の治療は、進行状況により治療方法は異なります。
むし歯になると自然治癒はしません。。
生活習慣病などと同じで、
早期発見・早期治療をすれば、その後の歯の経過も良好です🥰
しかし、むし歯があったとしても、
痛みがないと歯科受診を先延ばしにしがちです。
とても危険です。
生涯後悔しても二度と元には戻りません。
人工物で補うしかありません(;_;)
近ごろは、以前のようなむし歯ができたら「治療」するといった考え方から、
むし歯ができる原因を追求して、「予防」するという概念が広まってきています。
人間の口の中には何億もの菌がいます。
そのなかのミュータンス菌、ラクトバチルス菌などは、
私たちの食事で口腔内から摂取された糖分を取り込みます。
その菌たちは、「酸」を生み出します。
この酸によって歯は溶け出します⚡
このプロセスを「脱灰」と呼びます。
しかし、溶け出した歯はそのまま溶けたままでは無く、
分泌される唾液の作用により「再石灰化」されます。
口の中では、この「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されています。
再石灰化を促進する物質もわかってきました。
以前より、歯の石灰化を促進する物質としてフッ化物がよく知られています。
フッ化物は、自然界のどこにでも存在し、身近な食品などにも含まれています。
フッ化物の効果
・歯を酸に溶けにくくする
・溶けかけた歯をもとに戻す力を促進する
・細菌に対しても抗菌効果や歯を溶かす酸を産生する働きを抑える
むし歯の予防には、はずすことのできない重要な物質であるといえます。
フッ化物のほかに、
歯の再石灰化を促進する物質として、
リカルデント(CPP-ACP)という物質があります。
「乳製品を多くとる人たちにむし歯が少ない」ことで研究が進み
リカルデント(CPP-ACP)は、水溶液内でリン酸カルシウムを有し、
歯牙表面に局在してむし歯を抑制-再石灰化することが確認されています。
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