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毎日しっかり歯磨きしているはずなのにむし歯…?

2025年2月20日

こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正の歯科医師の小田倉です。

歯磨きを毎日しっかり行っていても、検診などで『歯周病や虫歯があります』と言われてしまう方はいらっしゃいませんか?

歯ブラシで磨くだけでは歯と歯の間のお掃除は難しいのです。そこで重要になるのが、デンタルフロスです。今回はデンタルフロスについてむし歯や歯周病の予防の観点からお話させていただきます。

【むし歯の好発部位】
むし歯が発生しやすい場所が3つあります。
1.歯頚部(しけいぶ)→歯と歯茎の境目
2.小窩裂溝(しょうかれっこう)→噛む面の溝
3.隣接面(りんせつめん)→歯と歯の間
歯頚部と小窩裂溝は歯ブラシで磨くことができる場所で、隣接面はフロスでしか磨くことができません。また、歯並びが悪いところがある方はフロスは必須になります。

【歯周病菌の好む場所】
歯周病菌は空気を嫌う性質があり、空気の少ない歯肉溝(歯と歯肉の間にある溝)の清掃を怠るとそこに細菌が停滞します。
そして、周りの歯肉が炎症を起こして腫れていき、歯肉溝がどんどん深くなります。深くなった歯肉溝を歯周ポケットといいます。

歯肉の炎症が進行して歯周ポケットが深くなると歯周病になり、歯を支える歯槽骨を溶かしていきます。
歯周ポケットが形成されてしまうとそこに細菌がさらに停滞するため、セルフケアではお掃除できなくなってしまいます。
歯ブラシで磨くことができるのは歯の表側と裏側の部分だけです。
歯肉溝はフロスでしかお掃除できません。

【デンタルフロスが重要である理由】
① 効果的にプラーク(歯垢)を除去できる
歯ブラシのみでのプラーク除去率は約60%といわれています。丁寧に磨いても、約40%のプラークは残ったままになってしまいます。
しかし、フロスを併用した場合のプラーク除去率は約80%になるといわれています。

② むし歯や歯周病の予防になる
プラークをきちんと除去することで、むし歯や歯周病のリスクを下げることが出来ます。それは先程お話ししたように、フロスは歯ブラシで磨くことのできない歯と歯の間を磨くことが出来るからです。また、歯並びが悪い方は歯ブラシでは届かないような細かいところのプラークもフロスで拭うことが出来ます。

③ 口臭予防や改善ができる
プラークは口臭の原因でもあります。
使用したフロスから異臭がしたら、口臭が発生している可能性があります。
フロスを習慣化すると口臭予防や改善が期待できます。

④ お口の中のトラブルを早期発見できる
フロスを使っていて、引っかかる感じがしたら詰め物やかぶせ物に不具合が出ていたり、むし歯になっている可能性があります。
また、出血してきた場合には歯肉炎や歯周病の可能性があります。
違和感や異変を感じましたら、すぐに歯医者へ相談しましょう。

このようにデンタルフロスは毎日の口腔ケアに必要不可欠なのです!

ただ、力を入れすぎてフロスを使用すると歯肉を傷つけてしまうことがあるので、優しく動かしましょう。
フロスは継続して歯ブラシと併用することが大切です。日常的に使うことで、むし歯や歯周病を予防して、健康な歯を維持することができます。
恵比寿歯科矯正歯科では、歯科医師や歯科衛生士が正しいフロスの使い方を丁寧にお教えしますので、初めての方でも安心して取り組めます。気になった方はお気軽にお声掛けください!

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