根管治療とは?歯を守るために重要な治療法
2025年4月11日
こんにちは! 渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正の歯科医師の小田倉です。
今日は歯科医院でよく行われる「根管治療」についてご紹介したいと思います。
突然ですが、歯が痛い、歯茎が腫れている、噛むと痛いなどの症状はありませんか?
もしかしたら「根管治療」が必要かもしれません。根管治療は、歯の内部にある神経や血管が感染した場合に行う治療法で、歯を保存するために非常に重要な治療です。
根管治療とは?
根管治療は、歯の根の部分(根管)にある感染した神経や血管を取り除き、根管内を清掃・消毒してから、最終的に防腐剤のようなお薬で封鎖する治療です。
この治療によって、歯を抜かずに保存できる可能性が高くなります。根管治療を行わずに放置すると、感染が広がり、歯根の骨にも影響を及ぼし、最終的には歯を失うことになります。
根管治療が必要な症状
以下のような症状がある場合、根管治療が必要かもしれません。
* 強い歯の痛み(特に夜間)
* 歯の周りの腫れや膿が出る
* 噛むと痛みがある
* 歯茎の色が赤紫色に変わる
* 歯の色が変わる(灰色や黒ずんで見える)
これらの症状が出た場合は、早めに歯科医院を受診することをお勧めします。
根管治療の流れ
1. 診断と検査
X線写真を撮影して、歯の状態を詳しく確認します。根管内の感染の広がり具合を把握し、治療計画を立てます。
2. 麻酔
痛みを感じないように、治療部分に局所麻酔を施します。
3. 感染したむし歯を除去し、根管の清掃と消毒
感染した神経や血管を取り除き、根管内を清掃します。細菌が残らないように消毒を行います。根管の清掃と消毒を数回通院していただき、繰り返して行います。
4. 根管の封鎖
根管内の清掃が終わった後、根管内を適切な材料で封鎖します。この時点で治療が終了します。
5. 歯の修復
根管治療後は、歯の強度を保つために被せ物(クラウン)を装着することが一般的です。
根管治療後
治療後は、歯が元の状態に戻るまで数日から数週間かかることがあります。治療した部分に痛みや違和感がある場合もありますが、これは通常の反応であり、時間と共に治まります。
まとめ
根管治療は、歯の神経に感染が広がってしまった場合に必要な治療法です。早期に治療を受けることで、歯を抜かずに保存できる可能性が高まります。歯の痛みや違和感を感じたら、早めにご相談してください。健康な歯を守るために、定期的な検診と早期の対応が大切です。
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