ホワイトニングは歯周病や虫歯の予防になる…

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ホワイトニングは歯周病や虫歯の予防になる?治療中の注意点について

2025年6月11日

▼目次

1. ホワイトニングは歯周病や虫歯の予防になる?

2. 歯周病や虫歯の治療中にホワイトニングはできる?できない?

3. 歯周病や虫歯でもホワイトニングを受けたい場合の注意点

4. 恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科のホワイトニング

白くてきれいな歯は第一印象に影響を与えることがあるため、最近ではホワイトニングを希望する人が増えています。その中には、ホワイトニングが見た目の改善だけでなく、歯周病や虫歯の予防にもつながると聞いたことがある方もいるかもしれません。実際のところ、ホワイトニングに予防効果はあるのでしょうか?また、歯周病や虫歯の治療中にホワイトニングを受けても大丈夫なのでしょうか?今回は、ホワイトニングと歯周病や虫歯の関係、そして治療中にホワイトニングを受ける際の注意点について解説します。

 

1. ホワイトニングは歯周病や虫歯の予防になる?

実は、ホワイトニングそのものに、歯周病や虫歯を直接予防する効果はありません。ただし、間接的に口腔内の健康を保つためのきっかけになることがあります。以下にその理由を解説します。

 

①口腔内への意識が高まる

ホワイトニングを受けると、歯の色や状態に対して意識が高まり、日常的なケアへの関心も強くなることがあります。これにより、丁寧な歯磨きや定期検診が習慣化され、結果的に歯周病や虫歯の予防につながる可能性があります。
 

②クリーニングと併用されることが多い

ホワイトニング前には、歯石や着色汚れを除去するクリーニングが行われることが一般的です。この処置によって歯垢や歯石が取り除かれるため、歯周病の原因となる細菌の繁殖を防ぐ効果が期待できます。

 

③ステイン除去で見た目も改善

タバコのヤニやコーヒーなどによる着色汚れが落ちることで、歯の表面がつるつるになり、汚れの再付着も起きにくくなります。これが結果的に歯周病や虫歯リスクの軽減につながる可能性もあります。
 

④定期的な歯科受診の習慣化

ホワイトニングを続けることで、自然と定期検診に通う習慣がつく可能性があります。また、歯科医師によるチェックを受けることで、歯周病や虫歯の早期発見・早期治療が期待できます。
 

⑤生活習慣改善の可能性

歯の色をきれいに保ちたいという気持ちから、間食や喫煙、糖分摂取を控えるようになる方もいます。こうした生活習慣の改善は、歯周病や虫歯の予防にも有効です。

ホワイトニング自体に治療効果はありませんが、「健康的な口腔内環境を意識する入り口」として、多くのメリットがあるといえるでしょう。
 

2.歯周病や虫歯の治療中にホワイトニングはできる?できない?

歯周病や虫歯の治療中にホワイトニングを行うことは、基本的には推奨されません。口腔内の状態が不安定な状態でホワイトニングを行うと、トラブルの原因となる可能性があるためです。以下に、主な理由を挙げて解説します。
 

①薬剤による刺激がリスクになることがある

ホワイトニングに使用される薬剤は過酸化水素などの刺激成分が含まれており、歯周病や虫歯がある状態で使用すると、知覚過敏や歯茎の炎症を悪化させる可能性があります。
 

②虫歯治療前の歯では効果が不均一に出る可能性も

虫歯が進行している歯にホワイトニングをしても、正常な歯と色の出方が異なるため、仕上がりにムラが生じることがあります。虫歯治療後に色を合わせた方が、見た目も整いやすくなります。
 

③歯周病の進行を助長する可能性

歯周病が進行している状態で薬剤を使用すると、歯肉に炎症を起こしやすく、症状が悪化することがあります。特に歯肉が腫れている場合は、薬剤がしみたり痛みを伴ったりするケースも見られます。
 

④治療の妨げになることもある

ホワイトニングの施術後は一時的に歯の表面が脱水状態になるため、虫歯治療や詰め物を行う際の接着力に影響を与えることがあります。そのため、治療計画との整合性も考慮する必要があります。
 

⑤正しい治療の優先順位を守ることが大切

見た目の改善を優先するあまり、必要な治療が後回しになるのは本末転倒です。まずは健康な状態に整えることが、ホワイトニング効果を最大限に引き出すためにも重要です。

ホワイトニングを検討する際は、まず歯科医師による診察を受け、現在の口腔内の状態を確認することが大切です。

 

3. 歯周病や虫歯でもホワイトニングを受けたい場合の注意点

虫歯は治療後にホワイトニングを行うのが一般的ですが、歯周病を患っている方がホワイトニングを希望する場合、いくつかの重要なポイントを理解した上で慎重に判断する必要があります。歯周病の進行具合や症状の有無によって、ホワイトニングが可能かどうか、また施術のタイミングが異なるためです。以下に、その際の判断基準と注意点を解説します。
 

①歯周病の進行度によって対応が異なる

歯周病には軽度から重度まで段階があり、歯茎の腫れや出血が軽い場合と、歯がグラつくほど進行している場合とでは対応が大きく異なります。軽度の歯肉炎程度であれば、歯科医師の判断のもとでホワイトニングが可能なこともありますが、中等度以上の歯周病では、まず治療を優先する必要があります。歯茎に炎症がある状態で薬剤を使用すると、組織に悪影響を与える可能性があるためです。
 

②治療後、口腔内の安定を確認してからが基本

ホワイトニングを行う前には、歯周病の治療を終え、歯茎の腫れや出血がなくなり、口腔内の状態が安定していることが前提となります。安定の目安としては、歯周ポケットの深さが一定の範囲内で、出血や膿の症状が見られないことなどが挙げられます。治療直後に無理に施術を進めるのではなく、一定期間経過観察したうえで行うのが理想です。
 

③施術中の刺激や負担に注意が必要

ホワイトニングに使用される薬剤は、健康な歯や歯茎には大きな問題を生じませんが、炎症を起こしている歯茎には刺激が強すぎることがあります。施術中や施術後に、歯茎の痛みやヒリヒリとした感覚が出ることがあり、歯周病の部位ではとくにその傾向が強くなります。状態に応じた薬剤の調整や施術方法の選択が必要なため、必ず歯科医師の診断を受けましょう。
 

④一部の部位だけホワイトニングが可能なケースもある

口腔内全体ではなく、限られた範囲で歯周病が発生している場合、炎症がある部分を避け、健康な部位のみを対象にホワイトニングを行うケースもあります。例えば、前歯の審美性だけを改善したい場合などがこれに該当します。ただし、色のムラが出る可能性もあるため、事前に十分な説明と合意が必要です。
 

⑤定期的な歯周管理とセットで考えることが重要

ホワイトニングを検討するのであれば、歯周病の再発防止のために、定期検診の受診と適切な口腔ケアの継続が不可欠です。歯科医院でのメンテナンスやクリーニングを継続することで、歯周病の再発を防ぎつつ、白い歯の維持にもつながります。ホワイトニング単独では健康な口腔内環境を保つことは難しいため、包括的なケアが求められます。
 

⑥自己判断でのセルフホワイトニングは避ける

歯周病のある方が市販のホワイトニングアイテムを使用することは、歯茎への刺激や悪化のリスクが高いため、推奨されません。歯科医師による診断と処置を受けたうえで、適切な方法を選ぶことが大切です。特に出血や腫れがある方は、市販製品の使用を避け、まずは治療に専念するべきです。

歯周病のある方がホワイトニングを受けるには、慎重な判断が必要ですが、適切な治療と管理を行えば、口腔内の健康を保ちながら見た目の改善も目指せる可能性があります。治療の進行状況を歯科医師と共有し、最適なタイミングと方法でホワイトニングを取り入れることが大切です。

 

4. 恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科のホワイトニング

白い歯は芸能人のもの・・・そんな時代はもう終わりました。今は誰でもホワイトニングができる時代です。
恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科では、「ホワイトニング」をもっと身近に感じてもらいたい”という思いから、患者さんのご要望やライフスタイルに合わせたホワイトニングを選択できるようにしています。

 

恵比寿I’s歯科・矯正歯科で行っているホワイトニング治療

➀歯医者で短時間で効果「オフィスホワイトニング」

オフィスホワイトニングは、専用の装置を使い、歯に特殊な光を当てて白くする方法のことです。
施術は院内で全て行いますので、恵比寿I’s歯科・矯正歯科に通いやすい方や、柔軟にスケジュール調整ができる方におすすめです。

ホームホワイトニングに比べて白さの持続期間は若干落ちるものの、白くなるまでの期間は短いです。短期間で歯が白くなるため、結婚式などのイベントに向け、それまでに歯を白くしたいという方におすすめします。

 

➁お家で簡単にできる「ホームホワイトニング」

ホームホワイトニングは、自宅で行うホワイトニングです。マウスピースに専用薬剤を入れ、それを装着します。
歯が白くなるまでの期間はオフィスホワイトニングよりも時間はかかりますが、白さの持続性があります。
「仕事で忙しくて通いにくい」「そもそも歯医者がちょっと苦手で…」という方には、ホームホワイトニングがおすすめです。いつまでに白くしたいという期限は特にないものの、白い歯をキープしたいという方にもおすすめです。

 

➂歯茎をピンク色に「ガムピーリング」

歯の白さと同じように、歯茎の色も見た目を印象付ける大切なポイントです。
黒ずんでいるなど、くすんだ歯茎よりも、みずみずしく健康的なピンク色の方が印象は良くなります。歯茎をピンク色にしたい方におすすめの方法が「ガムピーリング」です。
特殊な薬剤で歯茎に沈着したメラニン色素を除去します。

恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ホワイトニングにご興味がある方は下記からお問い合わせください。

ホワイトニング

まとめ

ホワイトニングは見た目の改善にとどまらず、口腔ケアへの意識を高めることで、間接的に歯周病や虫歯の予防にもつながる可能性があります。ただし、施術を受けるには健康な歯と歯茎が前提であり、歯周病や虫歯の治療が完了していることが条件です。歯周病の方がホワイトニングを希望する場合は、まず治療を優先し、施術の時期は歯科医師と相談のうえで決定することが大切です。

恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科では、患者さん一人ひとりに最適なホワイトニング方法をご提案します。
渋谷区・恵比寿周辺でホワイトニングを検討している方は、恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科にご相談ください。

監修:恵比寿歯科・矯正歯科
院長 白石

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