子供の矯正をしないとどうなる?小児矯正の必要性と効果を解説
2025年12月17日
▼目次
1. マウスピース矯正でつけ忘れるとどうなる?歯の動きへの影響とは
2. マウスピース矯正でつけ忘れたときの対処法
3. マウスピース矯正でつけ忘れを防ぐための工夫と習慣づくり
4. 恵比寿の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科のマウスピース矯正
子供の歯並びに悩んでいても、「もう少し様子を見ても大丈夫かな」と迷う保護者の方は多いかもしれません。しかし、適切な時期に矯正治療を始めなかったことで、将来的に複雑な治療が必要になる場合もあります。子供の矯正は、成長の力を利用して歯や顎のバランスを整えやすいため、大人になってからの矯正より効率的に進めやすいのが特徴です。今回は小児矯正の必要性と効果について、恵比寿の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科が解説します。
1. 子供の矯正をしないとどうなる?小児矯正の必要性とは
子供の歯並びの乱れを放置すると、見た目だけでなく、将来的な口腔機能や健康全体に悪影響を及ぼすことがあります。
①噛み合わせや発音への影響
歯並びが悪いと、しっかり噛めなかったり、舌の動きが制限されて発音が不明瞭になることがあります。これにより、食事の効率が落ちたり、会話に支障をきたす可能性があります。
➁むし歯や歯肉炎になりやすい
歯が重なっている部分は歯ブラシが届きにくく、プラークが溜まりやすくなります。清掃性が悪くなることで、むし歯や歯ぐきの炎症につながりやすくなります。
➂顎の成長への影響
子供の顎の骨は成長途中であり、歯並びが乱れていると左右のバランスに影響を及ぼすことがあります。
④心理的な影響が出ることも
歯並びを気にして人前で笑えない、口元を隠してしまうなど、子供の自尊心や対人関係に悪影響を及ぼすこともあります。
➄大人になってからの矯正の難しさ
成長が終わった後の矯正は、骨格の発育を利用した調整ができないため、外科的な処置が必要になることもあります。子供のうちに対応することで、こうしたリスクを軽減できる可能性があります。
子供の矯正は、単に見た目を整えるだけでなく、成長に合わせて口腔機能全体を整えるための大切な治療といえるでしょう。
2. 小児矯正で得られる効果とは?成長を活かした治療のメリットと注意点
小児矯正は、子供の成長を活かして歯や顎のバランスを整える治療です。ここでは、小児矯正の主なメリットと治療を進めるうえでの注意点について解説します。
<メリット>
①顎の成長を調整しやすい
子供の骨は柔らかく、成長途中にあるため、歯の位置だけでなく顎の発達にも働きかけられることがあります。上下の顎のバランスが悪い場合でも、早めに装置を使って調整することで、自然な形で噛み合わせの改善が期待できます。
②抜歯を避けやすくなる
成長を活かして顎の幅を広げることで、将来的に永久歯が生えるスペースを確保できることがあります。これにより、歯を抜かずに矯正治療を進められる可能性が高くなります。
➂咀嚼や発音の改善につながる
歯並びが整うことで、噛み合わせや舌の動きがスムーズになり、食事や発音の機能も向上しやすくなります。
<注意点>
①すべての症例が早期治療の対象とは限らない
子供の矯正は、骨格や顎の発育に関する問題がある場合に有効とされています。歯の生え変わりや顎の成長が関係しないケースでは、経過観察が望ましいこともあります。
②治療期間が長くなる場合がある
小児矯正は成長に合わせて進めるため、治療の期間が比較的長くなることがあります。装置の使用状況や毎日の習慣が治療に影響するため、家庭での協力が欠かせません。
子供の成長や状態に合わせて適切なタイミングで矯正を進めることで、無理なく歯や顎のバランスを整えやすくなります。
3. 小児矯正が必要なケースと経過観察でよいケースの見極め方
すべての子供がすぐに矯正治療を始める必要があるわけではなく、経過を観察しながら成長を見守ることで自然に改善するケースもあります。ここでは、矯正が必要なケースとそうでないケースの見極め方を解説します。
①顎のずれや骨格的な異常がある場合
上下の顎の大きさや位置に明らかなずれがある場合は、成長期のうちに調整することが望まれます。受け口(下顎前突)や出っ歯(上顎前突)は、骨格の発育に関わることがあるため、早期対応が有効とされています。
➁歯の生えるスペースが足りない場合
永久歯のスペースが足りないと歯が重なったり、正しく並ばないことがあります。顎を広げる装置などでスペースを確保する治療が検討される場合があります。
➂舌癖や口呼吸などの習慣がある場合
舌を突き出す癖や、日常的に口を開けている習慣は、歯並びや顎の成長に影響することがあります。こうした癖を改善しながら矯正を行うと、より良い結果につながりやすくなります。
④経過観察で問題がない場合
歯の生え変わりの時期には、すき間や傾きが一時的に見られることがあります。自然に整う場合もあり、すぐに治療が必要でないこともあります。
矯正が必要かどうかは、子供の成長や歯の状態によって異なることがあります。気になる点があれば、早めに歯科医師に相談して判断してもらうことが大切です。
4. 恵比寿の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科の小児矯正
「子どもの歯並びが気になる…」
「口呼吸や舌のクセが心配」
「できれば抜歯せずに治したい」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
恵比寿の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科では、お子さんの成長段階に合わせた小児矯正を行っています。
歯並びの問題は、歯だけでなく呼吸や姿勢、全身の発育にも関係しています。
当院では医科歯科連携も行い、耳鼻科的な問題(鼻づまりなど)にも配慮しながら治療を進めています。
《当院の小児矯正の特徴》
小児矯正の特徴① 原因を明確にし「後戻り」を防ぐ根本アプローチ
なぜ歯並びが悪くなったのか、指しゃぶりや口呼吸などの癖も含めて原因を特定します。
見た目だけでなく、機能的な問題の改善を重視することで、治療後の「後戻り」が起きにくい、長期的に安定した歯並びを目指します。
小児矯正の特徴② お子さんの成長を活かし、将来の「抜歯」を回避
顎の骨がまだ柔らかい成長期に「拡大装置」をはじめ、ひとりひとりに合った治療方法を用いて、歯が並ぶためのスペースを確保します。
顎の土台を適切に広げることで、将来、健康な永久歯を抜かずに歯並びを整えられる可能性が大きく高まります。
小児矯正の特徴③ 小児矯正の特徴 2段階の目立ちにくい矯正装置を用意
当院では、お子さんの成長段階に合わせた矯正治療をご提案しています。まず、お口周りの筋肉のバランスを整え、顎の健やかな成長を促す「プレオルソ」や「マイオブレース」による治療を行います。これらの装置は、主に「就寝時と日中1時間」の装着で済むため、学校に持っていく必要がなく、お子さんの生活へのご負担も少ないのが特徴です。そして、顎の成長が整った後、さらに歯並びをきれいに仕上げるために、透明で目立ちにくいマウスピース型の「インビザライン・ファースト」による治療へ移行することも可能です。お子さん一人ひとりの歯並びの状態に合わせて最適な治療計画をご提案いたします。
小児矯正の特徴④ お口のトレーニングで、全身の健康を育む
「マイオブレース」「プレオルソ」などの装置は、歯を動かすだけでなく、お口周りの筋肉を鍛える役割も担います。
正しい舌の使い方や鼻呼吸を習慣化することで、アレルギーや姿勢の改善など、全身の健やかな発育をサポートします。
小児矯正の特徴⑤ お子さんが主役。やる気を引き出すコミュニケーション
治療を続けるお子さん本人の気持ちを何よりも大切にします。
「なぜ矯正が必要か」を分かりやすく説明し、お子さんのペースに合わせて治療を進めることでモチベーションを維持。ご家族と協力し、ゴールまでしっかりサポートします。
歯並びの問題は歯だけでなく、呼吸・睡眠・耳鼻科的な要因とも関わりがあります。だからこそ、歯科医院で早くからサインを見つけ、成長期に寄り添う小児矯正を行うことが大切です。
お子さんの歯並びや噛み合わせが気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。小児矯正の無料相談も随時承っています。
▼小児矯正の詳細はこちら
https://www.ebisudc.com/pediatric/
▼小児矯正特化サイトはこちら
https://ebisuisdc.com/
▼小児専門nstagramはこちら
https://www.instagram.com/edoc_kids_ortho
まとめ
子供の歯並びの問題を放置すると、噛み合わせや顎の成長、口腔機能に影響が出ることがあります。小児矯正は、成長を活かして歯や顎のバランスを整え、将来の抜歯や複雑な治療を避けやすくする効果が期待できます。気になる点がある場合は早めに歯科医師に相談し、必要に応じた対応を検討することが大切です。
小児矯正にお悩みの方は、恵比寿の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科までお問い合わせ下さい。
監修:恵比寿I’s歯科・矯正歯科
院長 白石




