矯正治療中の歯磨きについて
2024年6月21日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・矯正歯科
歯科衛生士の小林です♪
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「矯正治療中って、歯ブラシが上手くできなくてむし歯になってしまいそう…」
そんな風に不安を感じる方も多いですよね。
実はわたしも1年前までワイヤー矯正をしていたのでその気持ちがとってもよくわかります…。
当時は歯ブラシ2種類と歯間ブラシを使って毎日15分くらいかけて磨いていました。
それでも完璧にきれいにすることは難しいので、歯医者さんをうまく活用することが大事だなと改めて感じました。
ご自宅での歯磨きで重要になってくるのは、矯正装置に合わせた清掃用具の選択です。
〈固定式矯正装置の場合〉
ワイヤー矯正などがこれにあたります。
特にプラークが溜まりやすいのが、ブラケットの周囲、奥歯のバンドやチューブの周り、最後方臼歯の遠心部、歯間部、抜歯部の両隣在歯です。
ブラケットやアーチワイヤーの周囲には、山形カットの矯正用歯ブラシが使いやすいです。
歯ブラシの当て方は、アーチワイヤーを境にして、歯冠部と歯頚部からブラケットに向かって歯ブラシを当て、歯ブラシの毛先を小さく動かすように磨きます。
一つ一つの装置を丁寧に磨きましょう。
ワイヤーの直下の歯間部は、エンドタフトや歯間ブラシなど小さな毛先をもつ歯ブラシがおすすめです。
ワイヤーの上から押しこむようにして使用します。歯肉を傷つけないように注意しましょう。
歯科医院では歯垢染色剤で磨き残しをチェックしてもらうことをおすすめします。
ご自身が苦手としている箇所を確認することができますよ。
〈可撤式矯正装置・保定装置の場合〉
マウスピース矯正などがこれにあたります。
可撤式矯正装置や保定装置の清掃は、毎日のブラッシング時に合わせて行います。
矯正装置を歯ブラシで丁寧に水洗します。
歯ブラシでは落ちない汚れや臭いが気になる場合はリテーナー洗浄剤を使用してください。
特に保定装置は1~2年間ほど装着することがあるため、洗浄剤を使用して清潔な状態を保つことが重要です。
保定期間に入る前、矯正装置を外した直後は、ブラケットや接着剤の刺激で軽い歯肉炎を起こしている場合があるので注意しましょう。
矯正装置が入っていた時と同じように歯磨きするのではなく、炎症が治癒するように弱い力で小さく小刻みに動かして磨きましょう。
歯間清掃もデンタルフロスや歯間ブラシを用いてしっかりと行っていきましょう。
〈洗口剤の使用〉
歯科矯正治療中はむし歯の抵抗性を高めるためにフッ化物洗口剤や口腔内細菌の増殖抑制の目的で、殺菌性洗口剤を併用するのが良いでしょう。
洗口に用いるフッ化物は、通常フッ化ナトリウム溶液が使われます。
また、プラークの付着や増殖の抑制を目的とした殺菌薬(グルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベンゼトニウムなど)が入った洗口剤もあります。
矯正装置装着時には口腔粘膜が傷ついたり、口内炎になることがあります。アルコール配合の洗口剤では刺激性があるため使用を控えましょう。
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