虫歯の治療の全般「CT、あるいはC処」とは?
2024年8月14日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・矯正歯科です。
虫歯になったらどんな治療をするの?ということで、
治療の一例をご紹介したいと思います。
▶「CT、あるいはC処」とは?
虫歯の治療全般のことを「CT、あるいはC処」といいます。
C処をすることになったら例えばどんな治療をするのか気になりますよね。
治療の例を以下にご紹介します。
まずは、う蝕検知液(カリエスチェック)というピンクの液体を歯に塗って
う蝕になっている部分を染めて確認していきます。
う蝕になっている部分は、タービンと削るためのバーで削っていきます。
次に、歯科資材が付きやすいようにエッチングという液を歯に塗っていきます。
エッチングを塗ることで、酸でエナメル質を侵食し、
歯質表面に凹凸をつくりだし歯科材料の接着力を高めることができます。
そうしたら、エッチングを水でよく洗い流します。
バキュームで唾液とエッチングをしっかり吸っていきます。
ボンディングというボンドを、次につけるレジンを接着しやすくするために塗っていきます。
照射器で光を当てていきます。
次に、レジンで埋めていきます。(赤色や紫いろの注射器のような見た目のものにはいっています。)
また照射器で光を当てていきます。
(※ここで、インレー(部分的な詰め物)を作る場合は、アルジネートという歯科資材で歯型を取っていきます。
そうしたら、黄の注射器のような見た目のものにはいっているレジンか、フィットシールという歯科材料で
仮封(かふう・仮の蓋をすること)します。)
咬合紙というもので、かみ合わせの確認、照射器を当てる作業を念入りに繰り返していきます。
治療箇所が歯と歯が隣接しているところであれば、
フロスを通して、引っ掛かりがないかよく確認していきます!
最後に違和感がないか患者さんにきちんと確認をしながら、レジンの部分の形を整えていきます。
インレーを作る場合は、石膏をアルジネートで作った歯型に流し込み、
模型をつくります!
模型を技工士さんにおくります。
模型に合わせて、しっかりと丈夫できれいなインレーを技工士さんが作ってくれます!
以上、虫歯治療の一例でした!