治療から予防へ
2025年10月21日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯科医院、恵比寿 I’s 歯科・歯科矯正の竹澤です。
歯医者は歯が痛くなったら行く場所と思っていませんか?
実は、近年の歯科医療は“治療中心”から“予防中心”へと大きく変化しています。痛くなる前、削る前に、いかにして歯を守るか。これが予防歯科の本質です。
なぜ予防が大切なのか
日本人が歯を失う主な原因は、「むし歯」と「歯周病」です。
特に歯周病は、40代以降に急増し、成人の約8割が何らかの歯周病にかかっているといわれています。
そして一度歯を失ってしまうと、噛む力が低下し、発音や表情の変化、さらには全身の健康にも影響を及ぼします。
ところが、これらの病気の多くは、定期的なケアと正しい知識によって、未然に防ぐことが可能です。
治療と予防のコスト比較
たとえば1本の歯にむし歯ができた場合、削って詰める処置には数千円の費用がかかります。
それを繰り返すことで、やがて神経を取る、被せ物をする、場合によっては抜歯、インプラントや入れ歯といった高額な治療へとつながっていきます。
一方、予防歯科では定期的なクリーニングや検診によって、1回数千円程度の費用で健康な歯を長期間維持することができます。
「予防こそが最も効率の良い治療」であることが、明らかです。
当院では、以下のような予防処置・検査をしています。
- 定期検診(3〜6ヶ月ごと)
初期のむし歯や歯周病の兆候を早期に発見し、進行を防ぎます。 - 機械的歯面清掃
歯科衛生士が専用器具を用いて、セルフケアでは取りきれない歯垢やバイオフィルムを徹底除去します。 - フッ素塗布
歯の再石灰化を促進し、むし歯に強い歯質をつくります。 - ブラッシング指導
一人ひとりの磨き方のくせやリスクに合わせた、効果的なホームケア方法をアドバイスします。 - シルハ唾液検査
唾液の量や質、口腔内の細菌バランスを可視化する検査です。むし歯・歯周病のリスク評価や、予防プランの作成に役立ちます。 - iTeroによる咬合・歯列スキャン
口腔内を3Dでスキャンし、咬み合わせのズレや歯のすり減りなどがわかります。経時的な比較も可能で、歯や顎への負担を未然に見つけ出します。
予防は「習慣づくり」が大事です。
1回きりのケアではなく、生活習慣の一部として継続することが何より大切です。
ご自身のセルフケアと、歯科医院でのプロケアを組み合わせてはじめて、本当の意味での「予防」が実現します。
「歳をとれば歯が悪くなるのは当たり前」と思われがちですが、実際には80歳で20本以上の歯を保つ方も年々増えています。
歯の健康は、人生の豊かさと直結しています。
10年後、20年後の自分のために、今こそ予防を始めてみませんか?
──────────────────────────────────────────────────
恵比寿・代官山エリアで歯医者をお探しなら、医療法人社団 新心会の恵比寿 I’s 歯科・矯正歯科へ
一般歯科、歯科口腔外科、矯正歯科、小児歯科、マウスピース矯正、ホワイトニング、インプラント、セラミック審美治療など何でも承ります。
医療法人社団 新心会
恵比寿 I’s 歯科・矯正歯科
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西1-10-10若葉西ビル3階
TEL:03-6277-5056
URL:http://www.ebisudc.com/
──────────────────────────────────────────────────