むし歯予防のための食生活③
2024年3月11日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正
歯科衛生士の小林です♪
暖かくなったり寒くなったり気温の変化が激しいですね・・・
みなさま体調にはお気をつけください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本日も前回に引き続き、『むし歯予防のための食生活』についてお話していきます。
前回までは乳幼児期の食生活についてお話ししました。
今回は小学校~成人の食生活についてお話します。
〈学齢期の食生活について〉
学齢期とは小学校の児童、中学校の生徒と呼ばれる6~15歳の時期を指します。
学齢期の食生活は基本的には家庭および学校給食に依存しており、学校給食は栄養学的に問題の少ない食事(所要カロリーの35%)が与えられます。
しかし、食事のマナーを教える余裕がないため、家庭では食事のマナーを教え、規則正しい食事をとる習慣を身につけさせる必要があります。
また、この時期は食習慣の基礎が確立する時期であり、自分自身で食事の質やバランスを考えた食べ物が選択できるようになることから、「食の自己管理能力」を育むことが重要です。
それまで保護者に依存してきた間食の選択を自分自身で購入して食べるようになる時期でもあり、テレビや雑誌、スマートフォンなどの広告に惑わされやすく、容易にテレビなどで放映される商品を購入し食べる傾向に陥りやすくなります。
むし歯をつくらないために、スクロース(ショ糖)の多い食品を控え、その摂取方法・摂取量・摂取時間・食べ方に加えて、フッ化物配合歯磨剤を用いた食後のブラッシングについて指導が必要となってきます。
3度の食事を規則正しく食べることを指導し、間食や夜食は控えめにすることも伝えましょう。
口には「食べる」「話す」「呼吸する」など大切な機能が備わった器官であることを理解させ、歯やお口の健康が長い一生を健康に過ごすうえで必須であることを教えることも重要です。
〈青年期の食生活について〉
青年期では、生活が夜型になり夜食をとることが多くなり、朝食をとらない者が増加します。
夜食には甘い物やスナック菓子、インスタント食品など偏った物を選択する傾向があり、生活習慣病の予備軍になり得るといわれています。
一方外見を気にして過剰なダイエットを行うなど、誤った健康観を持つ者や、受験・就職などでストレスが加わり情緒面や食生活が乱れる傾向が多くなります。
食行動も好きな時に、好きな物を、好きなだけ食べたいという欲求が高まるため栄養が偏りがちです。
青年期における栄養素の欠乏は身体への影響と深く関与するので、栄養の過不足を補正・充足する方法を考え、心と体の活動に見合った食生活を自己管理する必要があります。
また、生活リズムの変化や栄養バランスの乱れなどによってお口の中の衛生状態が著しく悪化し、むし歯や歯周病が増悪するので、食事の時間・回数・量などを考えることが重要です。
むし歯と食生活について無関係だと思っている方も多いと思います。
今一度自分のライフスタイルと照らし合わせて、振り返ってみることでお口の環境を整えることができるかもしれません。
──────────────────────────────────────────────────
恵比寿・代官山エリアで歯医者をお探しなら、医療法人社団 新心会の恵比寿歯科・矯正歯科へ
一般歯科、歯科口腔外科、矯正歯科、小児歯科、マウスピース矯正、ホワイトニング、インプラント、セラミック審美治療など何でも承ります。
医療法人社団 新心会
恵比寿歯科・矯正歯科
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西1-10-10若葉西ビル3階
TEL:03-6277-5056
URL:http://www.ebisudc.com/
──────────────────────────────────────────────────