気になる口臭について
2024年4月26日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正
歯科衛生士の小林です♪
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本日は口臭についてお話していきたいと思います。
みなさんは普段の生活で口臭が気になったことはありますか?
普段気にしていなくてもある日ふと気になったり、家族や友人、恋人に指摘されたりされた方は少なくないと思います。
人と話したりする際に気になってしまい上手く話せなかったり億劫になってしまう方もいるかもしれません。
まず口臭といってもいくつか種類があります。
それぞれを知っておくともしかしたらその悩みを解決できるかもしれません。
<食べ物、嗜好品による口臭>
これはニンニク、ネギ、ニラなどの食べ物、酒、たばこ、コーヒーなどの嗜好品を摂取したことによる一時的な口臭です。
ですので、時間の経過とともに自然に無くなります。
<生理的口臭>
これはどなたにでもあることで、朝起きた時や緊張した時などに感じる口臭です。
原因は口腔内の唾液の分泌量が減少し、お口の中の細菌が増殖してしまうことによって起こります。
この口臭はしっかり歯磨きをしたり、水分を摂取することで改善できます。
ただ、日々身体のコンディションやストレスで体調は変化するため、なかなかコントロールが難しいものでもあります。
少しの意識で改善が見込めるものなので過度に心配する必要性はありません。
<病的口臭>
病的口臭は呼吸疾患、消化器疾患、糖尿病、内臓疾患などで起こる口臭と口腔内のむし歯、プラーク(歯垢)、歯石、舌苔(舌の汚れ)、歯周病、唾液の減少による口臭です。
また義歯をしている場合は義歯の清掃不良による口臭も発生します。
病的口臭のほとんどが口腔内の原因からなるものです。
これは治療が必要で、まず診査・診断をしてもらうことが必要です。
①むし歯
むし歯は大きさによって臭いの強さが変わります。
小さいむし歯より大きいむし歯になるほど臭いが強くなり、むし歯が神経にまで達し神経が壊死してしまうと強烈な臭いを発することがあります。
また古い被せ物や適合の悪い被せ物を使用し続けていると、被せ物の中やすき間からむし歯が進行する恐れがあります。
②プラーク(歯垢)
歯の表面に付着する細菌の塊です。
時間がたつと歯石、むし歯、歯周病の原因になります。
③歯石
プラークによりできた石灰化物です。
歯石がたまると口臭が発生します。
④舌苔
舌の表面に白く見えます。
これも細菌の塊で口臭の原因となります。
⑤歯周病
歯周病が進行すると歯ぐきから出血や膿が見られ、口臭も強くなります。
歯周病の初期は痛みがなく、自覚症状に乏しいことが特徴です。
気づいた時には後戻りできないほどに進行していることがある怖い病気です。
定期的な検診でケアしていくことが重要です。
⑥唾液の減少
生理的な口臭のところでもお話ししましたが、唾液の減少は口臭の原因になります。
唾液は汚れを洗い流し、細菌の増殖を抑制し、粘膜を保護し、口腔内の環境を整えてくれる働きがあります。
⑦義歯の清掃不良
義歯のようなプラスチックの材料は色や臭いを吸収してしまいます。
食事をしたらその都度外して清掃する必要があります。
<心理的口臭>
心理的口臭は口臭がないのにも関わらず、自分自身で口臭があると思い込んでしまうものです。
気になる方は歯科医院での診査・診断をしっかりとしてもらい、必要であれば精神内科を受診することもおすすめします。
一言で口臭といっても様々な原因があります。
原因が分かれば対処法や解決策が見つかります!
気になる方はぜひご相談ください。
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