ホワイトニングで歯が痛いのはなぜ?痛みの原因と対処法を解説
2025年5月27日
▼目次
1. ホワイトニング後の「痛み」の原因とは
2. ホワイトニング後の痛みへの対処法
3. ホワイトニング後の痛みはいつまで続く?受診の目安を解説
4. 恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科のホワイトニング
「ホワイトニングをしたら歯がしみる…これって大丈夫?」こんな不安を感じたことがある方もいるのではないでしょうか。実は、ホワイトニング後に歯が痛んだりしみたりするのは珍しいことではありません。それでも、原因を理解することで、適切に対処しながらケアを続けられる可能性があります。
今回は、ホワイトニング後に感じる痛みの主な原因や対処法、期間について解説します。
1. ホワイトニング後の「痛み」の原因とは
ホワイトニング後に歯が痛む理由は、主に薬剤による影響や、もともとの歯の状態に関係しています。以下に、ホワイトニング後の痛みの主な原因を解説します。
①薬剤による刺激
ホワイトニングでは、過酸化水素や過酸化尿素といった漂白成分が使用されます。これらの薬剤は、歯の表面(エナメル質)を通過して内部の象牙質にまで浸透することで、色素を分解します。その際、神経に刺激が伝わると、一時的に「しみる」「痛い」といった症状が出ることがあります。
②知覚過敏の影響
もともと知覚過敏の傾向がある方は、ホワイトニング後に強い痛みを感じやすい傾向があります。特に、象牙質が露出していたり、エナメル質が薄くなっていたりすると、薬剤の刺激をより強く受けやすくなります。
③歯ぐきへの薬剤の付着
ホワイトニング中に薬剤が歯ぐきに触れてしまうと、炎症やヒリヒリとした痛みを引き起こすことがあります。
④過度な頻度や高濃度の薬剤使用
短期間で白くしたいからといって高濃度の薬剤を頻繁に使用すると、歯に負担がかかり、痛みを引き起こすリスクが高くなることがあります。
⑤歯の亀裂やむし歯
歯に小さな亀裂やむし歯がある状態でホワイトニングを行うと、薬剤が患部に入り込み、神経に刺激を与えるため強い痛みを感じることがあります。事前の口腔チェックが重要です。
ホワイトニングによる痛みの感じ方には個人差があります。軽度の痛みで済む人もいれば、日常生活に支障が出るほどの症状が出ることもあります。
2. ホワイトニング後の痛みへの対処法
ホワイトニング後に痛みを感じた場合は、無理をせず、いくつかのセルフケアや歯科医院での対応を検討することが大切です。以下に、ホワイトニング後に痛みが出た際の、代表的な対処法について解説します。
①一時的にホワイトニングを中止する
まずはホワイトニングの回数や頻度を見直すことが大切です。痛みがある間は使用を中止し、歯が落ち着いてから再開することで、痛みの悪化を防げる可能性があります。
②知覚過敏用の歯磨き粉を使う
痛みの主な原因が知覚過敏である場合には、硝酸カリウムや乳酸アルミニウムなどが含まれた知覚過敏用の歯磨き粉を使うことで、症状を緩和する効果が期待できます。
③冷たい飲食物を避ける
冷たい水やアイスクリームなど、刺激の強い飲食物は症状を悪化させる原因となることがあるため、痛みが落ち着くまでは控えるようにしましょう。
④市販の鎮痛剤を使用する
どうしても痛みに耐えられない場合は、市販の鎮痛剤(例:ロキソプロフェン、アセトアミノフェン)を服用することで一時的な緩和が期待できます。ただし、長期的に使用しないよう注意が必要です。
⑤フッ素配合のジェルや洗口液を使用する
フッ素は歯の再石灰化を促し、エナメル質の修復を助ける働きがあります。ホワイトニング後のケアとして、フッ素配合の製品を取り入れると痛みの予防や改善に役立つことがあります。
⑥歯科医院での診察を受ける
痛みが長引く・悪化する・我慢できないほど強いといった場合は、自己判断で放置せず、歯科医院での診察を受けることが必要です。必要に応じて処置や治療、ホワイトニングの一時中止などを検討してもらえるでしょう。
無理に続けることで歯の状態を悪化させる恐れがあるため、早めの対応が大切です。
3. ホワイトニング後の痛みはいつまで続く?受診の目安を解説
ホワイトニング後の痛みは一時的なものが多く、通常は数時間から数日以内に自然に軽快することがほとんどです。しかし、症状の持続期間や痛みの度合いによっては、歯科医院の受診が必要になることもあります。以下に、ホワイトニング後の痛みの期間について解説します。
①一般的な持続期間
痛みやしみる症状は、通常24〜72時間以内に治まるケースがほとんどです。初めてホワイトニングを受けた方や知覚過敏の傾向がある方はやや長引くこともありますが、時間が経つにつれて改善する場合が多いです。
➁ホワイトニングの種類による違い
オフィスホワイトニングは高濃度の薬剤を使うため、一時的な痛みが出やすい傾向があります。一方、ホームホワイトニングは濃度が低く、痛みは軽度で済むことが多いですが、使用期間が長いため慢性的な刺激になる場合もあります。
③症状が長引く場合の目安
以下のような場合には、歯科医院の受診が推奨されます。
・痛みが3日以上続く
・痛みが日に日に強くなる
・食事や睡眠に支障をきたすほどの症状がある
・歯ぐきや顔に腫れが見られる
④ むし歯や歯の亀裂の可能性
一部のケースでは、ホワイトニングではなく他のトラブルが原因で痛みが起こっていることがあります。むし歯や歯のひび割れは早期発見が重要なため、違和感が長引く場合は早めの受診が望ましいです。
今後ホワイトニングを継続したい場合は、施術前に歯科医師による診察を受け、歯の状態を確認してもらうことが痛みの予防につながります。
4. 恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科のホワイトニング
白い歯は芸能人のもの・・・そんな時代はもう終わりました。今は誰でもホワイトニングができる時代です。
恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿歯科・矯正歯科では、「ホワイトニングをもっと身近に感じてもらいたい」という思いから、患者さんのご要望やライフスタイルに合わせたホワイトニングを選択できるようにしています。
恵比寿I’s歯科・矯正歯科で行っているホワイトニング治療
➀歯医者で短時間で効果「オフィスホワイトニング」
オフィスホワイトニングは、専用の装置を使い、歯に特殊な光を当てて白くする方法のことです。
施術は院内で全て行いますので、恵比寿I’s歯科・矯正歯科に通いやすい方や、柔軟にスケジュール調整ができる方におすすめです。
ホームホワイトニングに比べて白さの持続期間は若干落ちるものの、白くなるまでの期間は短いです。短期間で歯が白くなるため、結婚式などのイベントに向け、それまでに歯を白くしたいという方におすすめします。
➁お家で簡単にできる「ホームホワイトニング」
ホームホワイトニングは、自宅で行うホワイトニングです。マウスピースに専用薬剤を入れ、それを装着します。
歯が白くなるまでの期間はオフィスホワイトニングよりも時間はかかりますが、白さの持続性があります。
「仕事で忙しくて通いにくい」「そもそも歯医者がちょっと苦手で…」という方には、ホームホワイトニングがおすすめです。いつまでに白くしたいという期限は特にないものの、白い歯をキープしたいという方にもおすすめです。
➂歯茎をピンク色に「ガムピーリング」
歯の白さと同じように、歯茎の色も見た目を印象付ける大切なポイントです。
黒ずんでいるなど、くすんだ歯茎よりも、みずみずしく健康的なピンク色の方が印象は良くなります。歯茎をピンク色にしたい方におすすめの方法が「ガムピーリング」です。
特殊な薬剤で歯茎に沈着したメラニン色素を除去します。
恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ホワイトニングにご興味がある方は下記からお問い合わせください。
まとめ
ホワイトニングは、歯の美しさを高める効果が期待できる一方で、薬剤の影響などにより痛みが生じることもあります。痛みの多くは一時的なもので、適切な対処を行えば自然に落ち着くことがほとんどです。ただし、痛みが長引く場合や強い症状がある場合は、むし歯や歯のひびなどの別の問題が隠れている可能性もあるため、歯科医師による診察を受けることが必要です。
恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科では、患者さん一人ひとりに最適なホワイトニング方法をご提案します。
渋谷区・恵比寿周辺でホワイトニングを検討している方は、恵比寿駅2分の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科にご相談ください。
監修:恵比寿歯科・矯正歯科
院長 白石