小児矯正はいつから始める?開始時期の目安…

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小児矯正はいつから始める?開始時期の目安と治療内容を解説

2025年11月17日

▼目次

1. 小児矯正をいつから始める?一般的な時期の目安

2. 小児矯正で行う主な治療内容と特徴

3. 小児矯正を始める際に確認しておきたい注意点

4. 恵比寿の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科の小児矯正

近年、子どもの歯並びや噛み合わせに不安を感じる親御さんは少なくありません。小児矯正は、歯や顎の成長に合わせて進める治療であり、適切な時期に始めることで将来的な負担を軽減できる可能性があります。しかし「いつから始めるべきか」「どのような治療をするのか」が分かりにくく、悩む方も多いでしょう。今回は、小児矯正を始める一般的な時期の目安や、代表的な治療内容、始める際に押さえておきたい注意点について解説します。

 

1. 小児矯正をいつから始める?一般的な時期の目安

小児矯正は、成長段階に合わせて「乳歯列期」「混合歯列期」「永久歯列期」に分けて考えられます。それぞれの時期で、矯正の目的や治療内容が異なります。

 

①乳歯列期(3〜5歳頃)

乳歯が生え揃う時期で、指しゃぶりや口呼吸などの癖が歯並びに影響する場合があります。この時期から使える装置もあり、予防的な意味合いでの矯正が検討されることがあります。

 

➁混合歯列期(6〜12歳頃)

乳歯と永久歯が混在する時期で、顎の成長に合わせて矯正を行いやすいのが特徴です。顎の広さを確保したり、歯が並ぶスペースを作るなど、成長を活かした治療が行われることがあります。

 

➂永久歯列期(12歳以降)

永久歯が生え揃った段階では、大人の矯正と同様の治療が必要になることもあります。歯を抜く矯正や本格的な装置の使用が検討されることもあります。

 

④受診のきっかけ

噛み合わせが深い、前歯が出ている、上下の歯が反対に噛んでいるなど、気になる症状がある場合は、年齢に関わらず早めに歯医者に相談するのがおすすめです。

 

⑤チェックのタイミング

学校の歯科健診などで「要観察」と言われたときも、放置せずに一度歯医者で確認してもらうとよいでしょう。

小児矯正の開始時期は個人差がありますが、早めに相談しておくことで治療の選択肢が広がる可能性があります。

 

2. 小児矯正で行う主な治療内容と特徴

小児矯正では、成長段階に合わせて使用する装置や治療の目的が異なります。ここでは、代表的な治療法を解説します。

 

①マウスピース型矯正装置(インビザライン・ファースト)

大人のマウスピース型矯正のインビザラインの小児版です。
成長期(当院では特に小学校4年生以降のお子さん対象)に歯並びを早期に正しい場所に誘導する事ができます。拡大が必要なお子さんには、インビザライン・ファーストと併用して治療をおこなったりする場合もあります。

 

②床矯正装置

取り外しができる装置で、顎を広げて歯が並ぶスペースを確保することが期待できます。特に日本人は顎が小さい傾向があるため、歯並びの改善につながる場合があります。装着時間を守ることが、効果を出すためのポイントです。

 

➂機能的矯正装置(シリコン製既成マウスピース型矯正:マイオブレース®︎、プレオルソ)

舌や顎の位置を整えるために使われる装置で、口周りの筋肉の再教育、口呼吸や姿勢などの改善を目的に使用されることがあります。生活習慣の見直しと併せて取り入れることで、将来的な噛み合わせの乱れを防ぐことにつながるとされています。

 

④ワイヤー矯正

永久歯が生え揃ってから行う矯正で、歯にワイヤーをつけて少しずつ位置を整えていきます。小児矯正では、細かい歯並びの調整や仕上げとして行われることが多い治療です。

小児矯正の治療は一律ではなく、子どもの成長や歯並びの状態に応じて歯科医師が適切に判断します。治療内容を理解しておくことで、納得して治療に取り組むことができるでしょう。

 

3. 小児矯正を始める際に確認しておきたい注意点

小児矯正を始める際には、治療そのものだけでなく、生活習慣や家族の協力も重要です。ここでは、治療を進める際の注意点を解説します。

 

①矯正装置の使用ルールを守る

マウスピースや床矯正装置は、一定の時間以上装着しなければ効果が出にくくなります。外している時間が長いと、治療の遅れや後戻りの原因になることがあるため、子どもと一緒に装着習慣をつけることが大切です。

 

➁通院スケジュールを守る

小児矯正では、定期的な調整や経過観察が欠かせません。通院間隔が空きすぎると計画通りに歯が動かず、治療が長引くこともあります。

 

➂口腔ケアを怠らない

矯正中は装置に食べかすや歯垢が残りやすく、むし歯や歯ぐきの炎症リスクが高まりやすくなります。歯間ブラシやフロスを取り入れ、毎日の丁寧なケアを行うことが大切です。

 

④生活習慣を見直す

指しゃぶりや爪を噛む、口呼吸などの癖は、歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。矯正効果を保つためにも、こうした習慣を少しずつ改善していくことが重要です。

 

⑤治療に対するモチベーションを維持する

矯正は数年に及ぶことが多く、途中で子どもが装置を嫌がることもあります。モチベーションを維持できる工夫を取り入れると、継続しやすくなるでしょう。

小児矯正は、歯科医師と家庭が連携することで、より効果が発揮されます。治療をスムーズに進めるためには、日常生活での細やかな習慣づけが大切です。

 

4. 恵比寿の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科の小児矯正

「子どもの歯並びが気になる…」
「口呼吸や舌のクセが心配」
「できれば抜歯せずに治したい」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
恵比寿の歯医者 恵比寿I’s歯科・矯正歯科では、お子さんの成長段階に合わせた小児矯正を行っています。
歯並びの問題は、歯だけでなく呼吸や姿勢、全身の発育にも関係しています。
当院では医科歯科連携も行い、耳鼻科的な問題(鼻づまりなど)にも配慮しながら治療を進めています。

 

《当院の小児矯正の特徴》

 

小児矯正の特徴① 原因を明確にし「後戻り」を防ぐ根本アプローチ

なぜ歯並びが悪くなったのか、指しゃぶりや口呼吸などの癖も含めて原因を特定します。
見た目だけでなく、機能的な噛み合わせを重視することで、治療後の「後戻り」が起きにくい、長期的に安定した歯並びを目指します。

 

小児矯正の特徴② お子さんの成長を活かし、将来の「抜歯」を回避

顎の骨がまだ柔らかい成長期に「床矯正」を用いて、歯が並ぶためのスペースを確保します。
顎の土台を適切に広げることで、将来、健康な永久歯を抜かずに歯並びを整えられる可能性が大きく高まります。

 

小児矯正の特徴③ 小児矯正の特徴 学校での見た目も配慮

取り外し可能な「床矯正」や、主に「就寝時と日中1時間」の装着で済む「プレオルソ」「マイオブレース」などをご用意しています。
学校に装置を持っていく必要がなく、お子さんの生活への負担や見た目を気にせず治療を進められます。

 

小児矯正の特徴④ お口のトレーニングで、全身の健康を育む

「プレオルソ」などの装置は、歯を動かすだけでなく、お口周りの筋肉を鍛える役割も担います。
正しい舌の使い方や鼻呼吸を習慣化することで、アレルギーや姿勢の改善など、全身の健やかな発育をサポートします。

 

小児矯正の特徴⑤ お子さんが主役。やる気を引き出すコミュニケーション

治療を続けるお子さん本人の気持ちを何よりも大切にします。
「なぜ矯正が必要か」を分かりやすく説明し、お子さんのペースに合わせて治療を進めることでモチベーションを維持。ご家族と協力し、ゴールまでしっかりサポートします。

歯並びの問題は歯だけでなく、呼吸・睡眠・耳鼻科的な要因とも関わりがあります。だからこそ、歯科医院で早くからサインを見つけ、成長期に寄り添う小児矯正を行うことが大切です。

お子さんの歯並びや噛み合わせが気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。小児矯正の無料相談も随時承っています。

▼小児矯正の詳細はこちら
https://www.ebisudc.com/pediatric/

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まとめ

小児矯正は、成長期の子どもの顎や歯の発育に合わせて行う治療であり、早めに相談することで治療の選択肢が広がる可能性があります。治療の開始時期や内容は一人ひとり異なりますが、床矯正やマウスピース型矯正など、目的や段階に応じた方法が選択されます。矯正を始める際には、装置の使用時間や通院の継続、口腔ケア、生活習慣の改善などの点を意識しながら、無理のないペースで進めていくことが大切です。

小児矯正にお悩みの方は、恵比寿の歯医者「恵比寿I’s歯科・矯正歯科」までお問い合わせください。

 

監修:恵比寿I’s歯科・矯正歯科
院長 白石

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