フッ素について
2024年4月3日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・矯正歯科です。
みなさんフッ素ってよく聞きますよね?
フッ素はむし歯を予防する成分ですが
具体的にどのような効果があるのでしょうか??
今回は、フッ素の働きについてお話しします♪
①再石灰化の促進✨
お口の中の酸によって歯の表面が溶け出す「脱灰」という現象が起こり、これがむし歯のはじまりでもあります😨フッ素は、溶け出たカルシウムやリンを補って歯の表面を修復する働きがあり、これを「再石灰化」といいます!
②抗菌作用✨
むし歯の原因となる細菌が酸を出さないようにするには、まず細菌の働きを弱めることが大切です!フッ素の働きによって酸がつくられる過程をブロックし、フッ素そのものも抗菌作用を発揮します☺️
③耐酸性✨
歯の主な成分は「ハイドロキシアパタイト」とよばれる結晶構造をしていますが、この構造は酸に弱いんです😨しかし、ここにフッ素が働くことで「フルオロアパタイト」とよばれる酸に対して安定した構造に変化します。これが歯そのものを強くし、むし歯になりにくくします♪
フッ素を毎日のセルフケアに取り入れやすいのは歯磨き粉ではないでしょうか✨
歯磨き粉に含まれるフッ素濃度の推奨基準は、0~5歳で1000ppm、6歳以上および成人は1500ppmとなっています。
また、フッ素入り歯磨き粉の推奨使用量は、成人で2cm程度です!
歯磨きをし始めるときにこの量の歯磨き粉をつけると、口の中が泡でいっぱいになってしっかり磨けない可能性が😨
まずは歯磨き粉なしで隅々まで磨いてから、仕上げに歯磨き粉を使用すると綺麗に磨きやすいです😊
歯磨き後に口をゆすぐときも、何度もゆすぐとせっかくのフッ素がすべて流れ出てしまいます。フッ素の働きを最大限に引き出すためにも、ゆすぐのは1回程度にしてくださいね✨
フッ素を上手に活用してむし歯を予防し、定期的に歯科医院での検診も受けましょう♪
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