実は怖くない?デンタルインプラントの魅力について
2024年4月4日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正の歯科医師の近藤です。
自分自身の歯は、できるだけ長く残しておきたいですが、虫歯や歯周病が進行してしまって、
もしくはぶつけてしまったなどの不慮の事故で、やむを得ず抜歯になってしまうことはあります。
そんな時に、無くなってしまった歯の治療方法は、主に3種類あります。
使用する素材の種類にもよりますが、ブリッジと入れ歯は健康保険適応の範囲内で費用を抑えて行える治療になります。
しかし、ブリッジは両隣の歯を削らなければならず、保険の場合は金属になります。入れ歯は噛んだ時に沈み込みや浮き上がりの動きがあり噛み心地が悪く、歯磨きとは別に毎日入れ歯の清掃もしなければならないなどのデメリットがあります。
これらと比較すると、デンタルインプラントは両隣の歯に与える影響は少なく、噛み心地も本来の自分の歯と謙遜なく、日頃の清掃も自分の歯と同様に行えば良いのです。しかし、現時点では保険適応になっておらず、自費治療になり、費用は高額になりがちなのがデメリットではあります。
また、インプラント治療は外科手術が必要になるので、痛みや腫れについて、不安がある方もおられるかと思います。
詳しく解説していきます。
「インプラント」とは?
そもそも「インプラント」とは、生体内に入れて機能を補う医療器具の総称です。
例えば、人工関節、ペースメーカーや人工血管、美容医療などで用いるヒアルロン酸やプロテーゼなども広い意味でのインプラントになります。
歯科で自分の歯の代わりに入れるチタン製の人工歯根と人工歯は、特に一般的に「インプラント」として認知されているかと思います。
デンタルインプラントの構造は?
近年、歯科で用いられるインプラントは、主に「フィックスチャー(下部構造)」「アバットメント」「上部構造(人工歯)」の3つの部品で出来ています。
「フィックスチャー」はネジのような形をしている、チタン製の人工の歯根です。
「アバットメント」はフィックスチャーの上にネジ装着する部品で、フィクスチャーと上部構造を繋ぎます。
「上部構造」はセラミックやジルコニア・金属などで作られた人工歯です。
インプラントの治療はどんな処置手順なのか?痛いのか?
インプラントの手術をする際には、局部麻酔を使用しますので、手術中にはほとんど痛みを感じません。
また、「手術自体が苦手で怖い」という方には、緊張や不安を和らげる鎮静剤の点滴を使って、眠っているような状態になる「静脈内鎮静法」という麻酔法を併用しながら受けていただくこともできます。
手術の手順は、埋め込む部位の歯茎を切開してめくり、下穴を開けて、フィックスチャーを埋め込み、最後に歯茎を戻して縫合します。
術後の痛みは、局所麻酔が切れてくると感じかと思います。当然、術後に服薬する為の痛み止めは処方いたします。
私が治療した患者さんの場合は、「思っていたよりも痛くなかった。」とおっしゃる方が多いです。
治療期間には顎骨の骨量などにより個人差がありますが、顎骨とフィックスチャーが馴染むのに時間を要するので、3ヶ月〜6ヶ月ほどかかります。
最後に、最近私が処置した患者さんのインプラントの症例を紹介します。
(70代男性、治療期間:4ヶ月)
↑こちらが上部構造の装着前、歯が無い状態でした
↑歯科技工士が作成した上部構造
↑上部構造をインプラント体にネジで装着して、この様に仕上がりました
御本人も、久しぶりに歯が復活して、しっかり物が噛めるようになったと喜んでいただけました。
(自由診療、治療費用総額:418,000円)
まとめ
インプラントは治療期間が長く、保険適用ではないので費用負担がありますが、ブリッジや入れ歯と比べると、本来の自分の歯とほとんど変わらず、噛むことができたり、見た目や歯の機能を回復することができます。
インプラントの手術は麻酔を使用し、痛みを感じずに受けることができます。
インプラント治療を検討されていたり、心配点があり迷っている場合など、お悩みやご不安がありましたら、当院にお気軽にご相談ください。
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