歯の根の治療の最後の処置「根管充填」って何?
2024年8月18日
こんにちは!
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正でございます。
今回は、歯の根の治療ってどんなことするの?という方向けに、
治療の流れをご紹介いたします!
その中でも、歯の根の治療の最後の処置である「根管充填」について、
今回はご紹介したいと思います。
▶「根管充填」とは?
感染した歯の除去と根管内(歯の根の中)の殺菌が終わった後、
しっかりと穴をふさいでいく最後の処置になります。
しっかり封鎖できていないと細菌が入り込み、かぶせ物も長持ちしません。
1mm未満の歯の根の穴に、根充材(マスターポイントとシーラーという歯科材料を使用します)
をしっかりと詰めていきます。
▶「治療の流れ」
まずはしっかりと殺菌していきます。
これよりも前の歯の根の治療で、仮の詰め物(キャビトンという歯科材料)を入れているため、
まずはこれをスケーラーという器具ではずしていきます。
外したらきれいなお水で、キャビトンなどを水で洗い流します。
細い針のようなものと、定規と、歯の根の長さをはかる機械(メーター)で
歯の長さをしっかりと測っていきます。
また念入りに殺菌します。殺菌にはEDTA、N.C.あるいは次亜塩素酸ナトリウムなどを用います。
続いては、マスターポイントという細くて小さな棒のような歯科材料と、シーラーという歯科資材を流して
歯の根の穴を埋めていきます。
それらを、スプレッターという細い器具で圧接します。
マスターポイントは少し長さがあるので、患者様の歯に合わせて、プラガーという器具を熱して温めたものを、
マスターポイントに当てて焼き切っていきます。ここでは、マスターポイントを焼くことにより匂いや熱が発せられるため、
きちんとそれらをバキュームで吸いながら行います。
唾液も口腔内にたまるので、バキュームや排唾管でしっかりと吸います。
そして最後の作業、キャビトンを充填機にとり、歯の穴を埋めていきます。(←仮封・かふう)
治療が終わったら、デンタルというレントゲンを撮って、しっかりと穴をふさぐことができたのか、
入念にチェックします!!
以上、根管充填の流れでした!
皆さん、歯の病気になる前に、痛くなる前に、歯医者さんできちんと
定期的なメンテナンスを行いましょう!!
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