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子どものむし歯は何歳から?治療の適齢期と乳歯のケア方法

2024年9月9日

▼目次

1. 子どものむし歯はいつから治療が必要?

2. 乳歯のケアが大事な理由

3. 家庭でできる乳歯ケアのポイント

4. 子どもの定期健診の重要性

 
こんにちは。
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正です。
 
お子さんがむし歯になってしまった場合「いつから治療を始めるべきか?」と気になる親御さんもいるのではないでしょうか?
この記事では、「子どものむし歯治療を始める時期や乳歯のケア方法」について詳しく解説していきます。
 

1. 子どものむし歯はいつから治療が必要?

 
生まれたばかりの赤ちゃんの口腔内にむし歯菌は存在していません。
親御さんや家族からむし歯菌などをもらうことで口腔内に定着してしまいます。
乳歯は生後6ヶ月頃から徐々に歯が生え始めるため、そのころからむし歯のリスクも始まります。
特に、1歳7ヶ月から2歳3ヶ月頃はむし歯菌に感染しやすい時期なので注意が必要です。
 

受診のタイミング

具体的にどのような症状が見られたら歯医者で受診する必要があるのでしょうか。
まずは、歯に白斑や茶色の斑点が見られる場合、初期むし歯の可能性があります。
初期むし歯は、早い段階であれば治療せずに経過をみるケースが多くあります。また、痛みを伴わないため早期発見し、管理していくことが重要です。
また、歯に穴が開いている、歯を痛がる、噛むと痛みを感じるといった症状も受診して確認する必要があります。
 

むし歯治療のタイミング

子どものむし歯治療は、一般的に3歳前後から行います。
子どもの成長度合いによって個人差はありますが、3歳前後になればスムーズに治療を行えるケースが多いです。
3歳を過ぎてからも泣いてしまったり、暴れてしまったりするケースもありますが、徐々に歯医者さんに慣れてもらうことで最終的にはスムーズに治療を行うことができます。
 

恵比寿歯科・矯正歯科での対応

恵比寿歯科・矯正歯科ではむし歯になってからの治療ではなくむし歯にならない環境作りを目指しております。 そのため、むし歯になる前の0歳から診療を行い親子で栄養、食事、姿勢や顔貌の発育、睡眠、呼吸、咀嚼の指導を行っております。 生まれたての赤ちゃんのお口にはむし歯菌はいません。 むし歯感染がしやすい時期に予防をしっかりすることで、その後むし歯になる確率を低くすることが期待できます。
 
 

2. 乳歯のケアが大事な理由

 
乳歯は一時的なものだからといって、決して軽視してはいけません。
乳歯の健康管理が将来的な口腔健康に大きな影響を与えることがあります。
 

①乳歯のむし歯を放置すると永久歯もむし歯になりやすい

乳歯がむし歯になり、その状態を放置しているとむし歯菌が増え続けるため、他の歯や後から生えてくる永久歯もむし歯になりやすくなります。
乳歯だからといってむし歯を治療せずに放置してしまうと新たに生えてきた永久歯もむし歯になってしまいます。
 

②健康な食事をとるため

乳歯がむし歯になり噛むことが難しくなると、食事が楽しめなくなります。
また、歯が痛むと食べることや噛むことを避けるようになり、栄養バランスが崩れる可能性もあります。乳歯を健康に保つことで、お子さんが楽しく食事をすることができ、健康な成長につながります。
 

③歯並びが悪くなる

乳歯は永久歯が正しい位置に生えるための「ガイド」の役割も果たしています。乳歯がむし歯になり早期に失ってしまった場合、永久歯が正常な位置に生えにくくなり、歯並びが悪くなります。
 
 

3. 家庭でできる乳歯ケアのポイント

 
乳歯のケアはお子さんの将来の健康な身体や歯を作る上で非常に重要です。そこで、今回は家庭でできる乳歯ケアのポイントをお伝えします。
 

①正しい口腔ケア

大切なのは、お口の中を清潔に保つことです。
乳歯が生え始めたら、柔らかいガーゼや赤ちゃん専用の歯ブラシで毎日ケアを行います。
同時にフッ素入りの歯磨き粉を少量使うことで、むし歯予防の効果も高まります。0~3歳までのお子さんは、フッ素濃度950ppmの歯磨き粉やジェルを歯ブラシに1~2mm、3歳~5歳さいのお子さんは歯ブラシに5㎜ほどつけてブラッシングしてください。
 

②食事の習慣

食事の習慣も重要です。
お菓子や甘い飲み物はむし歯のリスクを増やす原因となるため、制限が必要です。特に寝る前の摂取は避けましょう。
 

③定期的な歯科検診

乳歯の段階から歯科医師によるチェックを受けることで、早期に問題を発見し治療することが可能です。
初めての歯科検診は歯が生え始める6ヶ月ごろがおすすめです。
その後も年に2~3回の定期検診を心がけましょう。
 

④歯磨きの習慣化

お子さん自身が歯磨きの重要性を理解し、習慣化することを促すことも大切です。
楽しく歯磨きができるよう、好きなキャラクターの歯ブラシを選んだり、歯磨きの歌を歌ったりする工夫をしてみてください。
また、親御さん自身もお手本となり、一緒に歯磨きをする時間を作ることをおすすめします。
子どもは親の行動を模倣することが多いため、家庭全体で歯磨きを楽しむ雰囲気を作り上げることで、自然と健康的な習慣が身につきます。
 
 

4. 子どもの定期健診の重要性

 
子どもの歯を守る上で定期健診は極めて重要です。以下で具体的なメリットをあげていきます。
 

定期健診を受けるメリット

 

①むし歯や歯肉炎の早期発見

むし歯や歯肉炎の早期発見が可能になります。乳歯はむし歯になりやすく、むし歯の進行も早い傾向があります。また、歯肉炎など口腔内の疾患も起こる可能性があります。
定期的に歯科医師によるチェックを受けることで、早期発見・早期治療が可能となり、大きな問題になる前に対処することができます。
 

②不正咬合を早期発見・治療できる

歯並びの状態を早期に確認することができます。
定期健診を通じて歯並びや噛み合わせの状態をチェックすることで、早い段階で矯正治療が必要かどうかの判断ができます。これにより、将来的な噛み合わせの不正や顔の形状にも影響を及ぼす可能性が低くなります。
 

③正しい歯磨き方法や習慣を習得できる

正しい歯磨き方法や食生活の指導も行います。
日常のケアは、歯の健康維持に欠かせませんが、子ども自身や保護者が正しい方法を知らない場合も多いです。定期健診では、歯科医師が具体的なアドバイスを行うため、より効果的な歯磨き方法や食事の工夫を学ぶことができます。
 

④歯医者に通い慣れることで「歯医者さん嫌い」をなくす

小さな頃から通院に慣れることで、歯科治療への恐怖心を減らすことができます。将来的にむし歯になってしまった際に治療をスムーズに受け入れるための準備としても、定期健診は有効です。
 
渋谷区 恵比寿の歯医者、恵比寿歯科・歯科矯正では、患者さんのお子さんの口腔内の健康を最優先に考え、丁寧な健診とアドバイスを行っています。お子さんの健やかな成長をサポートするために、ぜひ定期的な健診を受けていただくようおすすめします。
 
 

監修:恵比寿歯科・矯正歯科
中富院長

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